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インフルエンザA型とB型に効くといわれているタミフルですが、一時期、異常行動をひきおこすという報道がありました。

タミフルが異常行動をひきおこすメカニズムは解明されて、対応策はすでにとられているのでしょうか。

●質問者: ShinRai
●カテゴリ:医療・健康 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● きょくせん

現在も公式にはそのメカニズムは不明とされていたかと思います。
ただ、市民団体さんの方ではこういう文章がありますね。
http://npojip.org/sokuho/080813.html
ざっと読んでみましたが、大体妥当ではないかとは思えます。ただ、in vitroでの検証ですのでどこまでどうかというのは不明。脳関門細胞が子どもでは未発達という話は聞いた記憶もありますが、どうなんでしょうねぇ、というのが正直な感想です。

で、対策としては、
http://www.chugai-pharm.co.jp/html/info/070321.html
10歳未満への投与は原則禁忌となっています。ですので、対応策としては『飲ませない』という事になったと申し上げてよろしいかとも。どうしても飲ませる場合は異常行動が発現する可能性がある・その為に常時大人が付き添うようにという指導を行うという話になっていますから現実には投与されないということになったと考えてよろしいでしょう。


ShinRaiさんのコメント
回答ありがとうございました。 子供の場合はBBBの未発達、大人の場合でもBBBが緩くなって、OTが脳脊髄液中に増加するということですね。 それが異常行動をもたらすのだと。 OTが脳室内で、異常行動をもたらすとしたら、なぜか、そのあたりはわからないのでしょうか。

きょくせんさんのコメント
市民団体さんのほうの訳文pdfを見てますと、ドーパミンの遊離が見られたということですね。 ……ただ、ドーパミンとはつまるところシナプス間隙における情報伝達物質でしかなく、人間の思考・行動が脳内のシナプスネットワークで起きているという現象であるならば、異常行動の機序を解明しろというのはそれこそかの有名な悪魔でもつれてこなきゃどーもこーもならん気がします。幻覚という意味で先ほどの論文はアンフェタミンなどと比較実験をしている、という事なんでしょうが、あの結果だと運動障害……ふらつきなどはあったとしても幻覚を見せるような力はタミフルにはないと考えざるをえんのですよね。あそこだけ見ると。 この機序が解明できたら脳科学は飛躍的に発展すんじゃねーか? などと、素人的には考えてるんですよ。 ただ、抗うつ剤のSSRIやSNRIは思考を前向きに持って行く力がありますから、んー。そういえばSSRIには異常行動の副作用が報告されていたものもあったように思います。……いやあんたそれセロトニンだろう? と言われたらやっぱ両手を挙げざるをえんのですけどもね。
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