>返品が殺到したら大変だと思っています。
その通りです。
しかし、実際に返品というのはそんなに多くありません。
価格もその分載せていますし、十分に利益は出ます。
返品手続きを煩雑にするようなことは、却って逆効果なのであまりしません。
返品してきちんと返金すると却って信用が高まるので、次の商売にも繋がります。
但し、1年も経ったらもっと良い製品が出ているので、買い換えたくなるような商品や壊れる頻度が高めの複雑な電化製品、例えばパソコンなど複雑な機能を持つ製品では、1年という期間でちょっとしたことでも返品をするというような保証したらほとんど返品されると思われるので、商品にもよります。
今回は包丁ということです。1年も使い続けた包丁を返品したいと考える人の割合は低いと見込めるので、商品の特徴としても100%の返金保証は良い宣伝方法だと思います。
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papavolvol ●33ポイント ベストアンサー |
アメリカで20年ほど前に始まった販売方法です。アメリカでは、サティスファクション ギャランティードと表示されていたら、事情に関わらず返品できます。
特に通信販売やネット販売の場合、質感や色合いや衣類のフィット感など、実物が来てみると思ったものと違っていたりする不安がありますね。
返品自由にすることで、心配して購入を躊躇する人が、安心して購入できます。
返品自由にして購入者が増えるメリットと、返品の経費がかかるデメリットとを天秤にかけているのです。
日本で大手のUNIQLOの通販も、返品の送料を負担すれば自由に返品できます。色合いや質感やフィット感が心配な時でも、気にいらなければ返品すれば良いと思うと、安心して注文し過ぎてしまいますね。
No.1さんとNo.2さんのご意見に賛成です。付け加える点として、
1.あらゆるビジネスにおいて、既存顧客保持コストに比べると 新規顧客獲得コストは非常に高いです。高額の広告宣伝費を払って せっかく獲得した顧客を他社に手放すことを考えれば、返品コストと販売代金を負担してでも顧客の心象を害さず、再購入の可能性を上げる方が利益につながる場合がほとんどだと思います。
2.台所用品って口コミのマーケティング効果が非常に大きいと思います。特に最近はネットで口コミを書ける場所も増えましたので、「すぐに壊れた、最悪」という評価が「100%返金に応じてくれた、最高」という評価に変わる可能性があります。
3.あと、単純に包丁の破損率ってかなり低いと思います。可能性があるとすれば、切れ味が悪くなることでしょうが、研げば まず間違いなく 切れ味が復活するでしょう。研ぎ方のアドバイスもできますし、砥石の追加販売さえできるかも知れません。最悪、返品されたものを研いで、再生品として中古業者に売ることも出来ます。
おまけ. 100%返金ではなくて、100%新品と交換という売り方もありますね。台所用品って毎日使うものですから、慣れと愛着が出てきます。包丁さばきの技術もメーカーが違えば微妙に違うはずで、長年浸かっていると、そのメーカーの包丁以外は使いづらいという状況になりやすいと思います。そうなったら一生顧客として囲えますね。
(ただし新規顧客への宣伝文句としては「100%返金」の方がウリになるでしょうけど)