国土交通省東北地方整備局が運用する東北地方津波防災支援システムのことであれば、約25億円の費用をかけて整備したとのことです。
このシステムは太平洋沖に7基、日本海沖に3基のGPSを内蔵した波浪計からなるハードと、このデータを基に津波の高さや到達時間、流速などを算出するソフトから成り立っているそうです。利用者は各自治体、消防、海保など。
ただし、東日本大震災の際に実際に利用できたのは3自治体だけとのことです。
一番目に回答された方とニュースソースが同じかもしれませんが河北新報社のサイトにニュースの記事がありましたのでご紹介いたします。
河北新報 東北のニュース/震災時の津波防災支援システム 東北自治体88.9%未活用
(その魚拓)
震災時の津波防災支援システム 東北自治体88.9%未活用
(省略)
[東北地方津波防災支援システム] 08年度に運用開始。約25億円をかけ、衛星利用測位システム(GPS)を使った波浪計を太平洋沖に7基、日本海沖に3基設置。感知したデータを解析し、津波の高さや到達時間、流速を瞬時に知らせ、浸水予測地図も表示する。気象庁は注意報・警報発令に反映させている。