http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88
ちなみに現在 PC で使用されている Microsoft Word などのアプリケーションでは、一般的に DTP ポイント (1 pt = 1/72 in. = 0.3527777... mm) を採用している。DTP ポイントはアメリカン・ポイントとの近似性を持たせるために、1/72 in. を採用したと考えられる。
日本工業規格の JIS Z 8305-1962 (JIS Z 8305:1962)「活字の基準寸法」では 2. (2) に「1ポイントは 0.351 4 mm とする」と定められている。『日本工業規格活字の基準寸法』日本規格協会、1967年12月、1ページ。
ということから、JIS Z 8305では、8ポイント=2.8112mm
2.8112÷約0.3527≒7.9705131840090728664587468103204
で、結局、ほぼ8ポイントということになるのではないでしょうか。
http://www.yamanouchi-yri2.com/yrihp/t4p/t4-abs01fc.htm
JIS Z 8305:1962「活字の基準寸法」 で「1ポイントは 0.3514mm とする」とされています.
なお,ワープロ文書あるいDTP(Desktop Publishing)では, DTP ポイント(1ポイントを1/72インチとして1ポイント=約0.3527mm)が採用されています.
など。
http://okwave.jp/qa/q6956621.html
この質問に判り易い説明がついていました。
(1)
詳細は次のリンク先を見てもらうと書かれていますが、「ポイント」という単位には異なる3種類が存在しています。Mac/WindowsではDTPポイントと呼ばれる、1ポイント=1/72インチ(0.3528mm)ですが、JIS/アメリカ式だと0.3514mmになります。よって、10.5ポイントの文字の大きさは、
DTPポイント10.5=3.7044mm
JIS/アメリカ10.5=3.6897mm(その差-0.0147mm)
となります。1文字あたり15ミクロン弱ですか。これだと1文字で見分けられることはそうそうないでしょうが、50字並べたら0.735mmの差となるため、何か違うんじゃね?位の差になりますね。
ポイントの解説:
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/type_size.html
(2)(3)
JIS規格の変更が2000年と2004年にあったため、これと連動して文字数の変動やいわゆる異体字が発生しています。特にVistaではJIS2004に対応したことで、同じ文字コードでの異体字ができました。
技術的な話:
http://w3.kcua.ac.jp/~fujiwara/jis2000/
Vistaでの変更(モリサワによる解説):
http://www.morisawa.co.jp/biz/download/pdf/vista_green2.pdf
(4)
私はMacユーザーではないので一般論ですが、Macの場合はDTPでの長い歴史があるため、その辺を吸収できる機構がソフト上にあるのかも知れません。またポイントではなくミリで指定すれば、これは1種類しかありませんから、MacであれWindowsであれ、このような混乱はそもそも起きずに済みます。
1ポイント=0.3514ミリになるのはアメリカやJISの活字の規格。MacやWindowsの1ポイントは0.3527ミリ=1/72インチになっている。
http://www.japanlink.co.jp/dtpjiten/pdf/pdf08.pdf
このことから、表を作成しました。単位はmmです。
pt | JIS | MS |
---|---|---|
1 | 0.3514 | 0.3527 |
2 | 0.7028 | 0.7054 |
3 | 1.0542 | 1.0581 |
4 | 1.4056 | 1.4108 |
5 | 1.757 | 1.7635 |
6 | 2.1084 | 2.1162 |
7 | 2.4598 | 2.4689 |
8 | 2.8112 | 2.8216 |
9 | 3.1626 | 3.1743 |
10 | 3.514 | 3.527 |
10.5 | 3.6897 | 3.7034 |
11 | 3.8654 | 3.8797 |
8ポイントに限らず、他のポイントもほぼ合致していると言えますね。