Q:帰納法と演繹法を統合して科学的方法を考え付いたのは誰か
科学史においては、
古代ギリシャのアリストテレスやフランスのデカルトらが、
論理学や数学と親和性の強い演繹法を、
イスラムのハイサムやイギリスのベーコンらが、
統計学と親和性の強い帰納法をおおむね作ったと言ってよい、
という風に理解しております。
ところで、この演繹法と帰納法をうまく組み合わせると科学的方法になる、
という風に理解しておりますが、
これを組み合わせて「ああ、こりゃ歴史的に最初の科学的方法と言えそうだね」
といえそうな実験や論文を出した学者は、歴史的には誰になるのでしょうか。
いまいちGoogleなりWikipediaなりを調べても分からないので、
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださると幸いです。
(なおドイツのカントは「演繹法と帰納法はこれこれの場合には使ってはならない」
ということを示したのであり、彼自体が科学的方法を示したとは考えていませんが、
これもそうではなく、「ちゃんと科学に影響を与えているんだよ」というのであれば、
そういった話もお聞きしたいです)