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「事実は小説より奇なり」という諺がありますよね。
これはバイロンの『ドンジュアン』なる詩に登場する言葉のようですが、
具体的にどのような文脈でこの言葉が出ているのでしょうか?
前後の文脈を知りたいのですが、『ドンジュアン』がなかなか見つからなくて・・・。
長年の疑問なのでご回答よろしくお願いします。

●質問者: 匿名希望
●カテゴリ:書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● gtore
ベストアンサー

どうも、「事実は小説より奇なり」という言葉どおりのフレーズはないようで、第14歌にそれと思われるくだりが、現代で用いられているものとは違ったニュアンスで登場しているようですね。具体的な箇所は「ドン・ジュアン」(小川和夫訳/富山房/1993)の第14歌第101連(下巻P.375)のようです(参考)。

あと、この『ドン・ジュアン』は一般では「事実は小説より奇なり」という言葉の原典として知られている。主に雑学マニアがひけらかしたくなる豆知識だ。ミステリ好きの人なら全員が、「事実は小説より奇なり」という言葉の浅はかさを佐野洋の『推理日記』でたたきこまれており、バイロンともあろう人がどうしてこんなくだらないことを言ったのか、と思って読んでいたが、その言葉どおりの詩行はなかった。たぶん、この第14歌の次のくだりがそれにあたるんだと思う。

奇妙なことだが、真実だ、
真実は常に奇妙であり、
作り事よりも奇妙だから


これは、アデライン夫人とジュアンがこれから罪をおかせば二人の破滅になる、と書いた後、「しかし大事というものは/小さな事から起こってくる」「男と女とを/破滅の瀬戸際に追い込んだ/危険な情熱が」「ほんの些細な場合から、/起こってきたということ」「事のすべては罪のない/玉突きゲームに始まった」に続いて歌われる。
つまり、フィクションを「絵空事で現実味に乏しい」などと切り捨てる態度に釘をさすための言葉であって、「事実は小説より奇なり」という言葉の使われ方とはまるっきり違うニュアンスをもっているのだ。

http://49497.diarynote.jp/201001201342218945

ご参考まで。


2 ● a-kuma3

Gutenberg.org にテキストがあります。
以下、14巻からの抜粋です。
http://www.gutenberg.org/files/21700/21700-h/21700-h.htm#2H_4_0015

But great things spring from little:―Would you think,
That in our youth, as dangerous a passion
As e'er brought man and woman to the brink
Of ruin, rose from such a slight occasion,
As few would ever dream could form the link
Of such a sentimental situation?
You 'll never guess, I 'll bet you millions, milliards―
It all sprung from a harmless game at billiards.

'T is strange,―but true; for truth is always strange;
Stranger than fiction;
if it could be told,
How much would novels gain by the exchange!
How differently the world would men behold!
How oft would vice and virtue places change!
The new world would be nothing to the old,
If some Columbus of the moral seas
Would show mankind their souls' antipodes.

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