該当すると思われるものを二つ。
まず、「茶道」特に「わび茶」。
室町時代中期の茶人 村田珠光 の茶がわび茶精神の始まりで、武野紹鴎 を経て 千利休 が完成させた、とされています。
日本文化の特質の一つ、「わび・さび」の原点ですね。
「書籍もしくは学術論文」がベターとの事ですので、Google books でプレビューできる 茶道入門 の111ページおよび114ページをご参照ください。
もう一つは、「病院」です。
日本で最初の病院と言われているのは、1557年に医師でもあったポルトガルの宣教師ルイス・デ・アルメイダによって大分県に開設されたものであると言われ、外科、内科、ハンセン病科を備えていた。
病院 - Wikipedia
貿易で財をなした ルイス・デ・アルメイダ は医師の資格も持っており、私財を投じて府中(今の大分)に乳児院や総合病院を作りました。
アルメイダの活動範囲が九州だったこともあり、ザビエルほどの知名度はない。だが、日本の戦国時代にボランティアの先駆け的活動をした人がいたことはもっと知られていいはずだと思う。
現代の風景 《39》アルメイダのボランティア精神 天草で没したポルトガル人医師 | 日本財団
書籍として次のものがあります。
お役に立てることを祈りつつ。