何が心配なのでしょうか?
ソニータイマーが設置されてるとか?
先入観だけで、外国物にランクを付けて「国産」と比較する事は多いですが、
あまり賢明ではないように思います。
電化製品をとれば、国産大手メーカーの品質管理、生産技術が軒並み落ちています。
それに較べ、韓国、中国、香港や東南アジアの製品は品質が向上してきています。
LGやサムスンは大手メーカーです。それなりの品質管理、アフターケアは整っています。(国産大手メーカーの品質が落ちているのは、経営者・技術者・研究者の驕りや惰性・怠慢が原因と思います)
心配が全くないとは言えません。
理由は2つあります。
その前に、LGというブランドについて説明します。購入するものがテレビだとすると、
海外ではテレビのトップブランドは韓国の SAMSUNGです。2位のブランドは韓国の LGです。
アメリカの場合はこの2つに中国製造のアメリカメーカー VIZIOが加わってベスト3になります。その後に日本のSONYが続きます。
台所や白物の家電の場合には、LGはトップブランド入りしていますが、日本製品は圏外です。
世界のブランド力という面では LGは全く心配ありません。
では、2つの心配事を説明します。
1つは初期故障への対応です。
アメリカなどでは、購入した家電製品に不具合があると、調べもしないですぐに新品と交換してくれます。日本の販売店が LG の製品に対してここまでの良い対応をしてくれるかは、未知数です。
2つ目の心配は将来の修理などの対応です。
アメリカなどの年配の人たちは、何十年か前に当時は後進国であった日本からの輸出品が、最初はとても品質が悪かったのに、その後品質が良くなるとすぐに受け入れてどんどん買ってくれました。今は韓国からの輸出品が、かつては品質が悪かったのに、その後品質が良くなるとすぐに受け入れてどんどん買って受け入れています。論理的に「良いものは良い」と判断するのです。
一方の日本では、かつて品質が悪かった韓国の車と家電製品を、世界が高品質だと受け入れるようになった後でもかたくなに受け入れないでここまで来ています。感情的になにかこだわりがあるに違いありません。
今後、日本の市場が今までのように感情的に韓国製品を受け入れないとしたら、韓国のメーカーはさっさと日本市場から撤退するでしょう。韓国メーカーは世界市場ではトップブランドなのですから、日本で採算を度外視して売る理由は何もありません。もしも将来さっさと日本市場から撤退してしまったら、その後の修理部品などが手に入りにくかったり、保障修理が受けにくくならないか、ちょっと心配です。
今私は1年ほどLGの42型のCINEMA3Dを使っています。私も購入時は値段も手頃なので不安はありましたが、使ってみると地デジ、3D共に映像も綺麗だし使い勝手もいいし特に問題はないと思います。この値段でこの機能は他にはないと思います。