胃というのは食べ物の量に合わせて伸縮する臓器ですが、少しだけ何かを食べると胃の中が全部満たされないことで空洞ができ、グリニンという空腹ホルモンが脳の視床下部に働いてかえって空腹を感じるのだと思います。人間が満腹を感じるのにも同じようにホルモンが関係するわけですが、満腹ホルモンというのは種に食べ物の脂質に反応します。スナック菓子の場合少量でカロリーが高いですが、脂質は少ない物もあるようです。また、満腹感を感じるのは食後しばらくたってからですから菓子を食べた直後は空腹感が満たされないと感じるわけです。
追加
満腹感を感じるまでの時間差が与える影響についてよくわからないというご指摘がありましたので説明します。
人は通常食事をとるときにある程度時間をかけて食べることで、脳に満腹感の信号が伝わり時間差があっても満腹感を感じるわけですが、軽いお菓子など短時間の摂取で終わる場合は満腹感を感じずに食べ終わってしまうことになります。その為に本来感じると脳が学習していることが感じられない為にむしろ空腹と感じるのではないかということです。
訂正
グリニン→グレリン
お菓子を食べると急激に血糖値が上がりが、その後急激に血糖値が下がります。血糖値が下りすぎると飢餓状態と勘違いした脳が食事をとらせるために空腹感が生まれるそうです。
お菓子ではなく、きちんとした食事をしてみてはいかがでしょうか。
もしバランスの良い食事をしても同じように、しばらくして空腹感に襲われるのでしたら、もしかすると低血糖症か糖尿病かもしれません。無気力になったり倦怠感を感じる、思考能力が低下するなどの症状があれば、病気である可能性が高いと思います。気をつけてください。
http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/hypoglycemia.htm
http://mariyaclinic.com/contents/lbs/lbs_effect.htm
http://q.hatena.ne.jp/1338436208
http://hungry.karou.jp/sick.html
http://www.marimo007.net/tounyou/003-1/post-42.php