年齢ならば14歳の次に15歳になるのでいいのですが、ものさしで14cmと15cmの間には1cmありますよね。
この場合14.5cmは14cm以下とは言うことができず、15cm未満と言わないといけなくなります。
ものさしのように数字っていうのは連続でつながってる物だから、未満やより大きいという表現も必要なんです。
例えば、ものさしで15cm以上じゃない場合はどのように言うかと考えると、14cm以下では困ります。14.5cmがどちらにも入らないからです。それに15cm以下だと15cmがどちらなのかわからなくなります。そのために15cm未満という言い方が必要になるわけです。
1cm未満がないと
0.9999999999999999999999999999999999999999999999999999999…以下
と表すしかなくなり
面倒になるのですよ
▽3
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RYAN@くずかご ベストアンサー |
長さ(メートル)で考えます。
15m未満=14m以下
…とすると、
あれ!?
14.5mや14.6m、
14.999…m は、
15m未満だけど
14m以下ではありません!
ということです。
数学なら下記の4つです。
< ≦ ≧ >
日本語だと下記の4つです。
・未満 15未満は15より小さい数で15は含まない
・以下 15以下は15より小さい数で15も含む
・以上 15以上は15より大きい数で15も含む
・超 15超 は15より大きい数で15は含まない
これらを使って上下に2つのグループに分けたいならば、
「以下と超」「未満と以上」のいずれかになります。
年齢の場合は、
「xx歳になったら許可する」というような使い方が多いため、
xx歳以上という言葉が先に出てきて、
その逆のxx歳未満という言葉が使われることになります。
確かに、「14歳以下と15歳以上」でも意味としては通じそうですが、
「15歳以上と未満」のほうが「どこが基準になっているのか判りやすい」ので、
こちらが採用されているということです。