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ソーシャルメディアのユーザー数獲得方法について質問です。いつも思うのですが、どうやって海外で人気のサービスはユーザーを増やしてきたのでしょうか。たとえばinstagram, foursquare, Yelp, quora など、ソーシャルなものは人が情報を投稿しないとコンテンツが出来ないので、使いたいと思うユーザーも増えませんよね。鶏と卵の話のようにどちらが先なんだ、と疑問に感じます。また広告やPRなどの手法を使わなそうなスタートアップがサービスを手がけているケースも多いように思います。実際のユーザー数拡大の事例をご存知でしたら教えて下さい。上記に上げたサービス事例が特に知りたいですが、類似サイトの事例も可です。記事などのURL付きの回答であれば尚ありがたいです。

●質問者: zenhippie
●カテゴリ:インターネット ウェブ制作
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● kyabana
●100ポイント

App Store公開わずか1週間で10万ダウンロードを果たしたInstagramの事例が下記のように記載されていたので紹介します。

同サービスが短期間でここまでスケール出来た大きな理由は、「美しい写真をベースにソーシャルグラフ自体を拡張したこと」にあるのです。

ユーザーは自慢の写真を外部のソーシャルサービスであるTwitter, Facebook, Flickr, Tumblrを通して、一瞬で友達へ共有することが可能。またそれだけではなく、アプリ内にもフォロー機能、Like機能が提供されることで、「写真を通した人との新たな出会い」をInstgramは生み出しています。

急成長する写真共有アプリ「Instagram」の舞台裏 | 世界を変えるスタートアップ | 現代ビジネス [講談社

共同創業者の舞台裏ストーリーも紹介された大変興味深い記事ですよ。


zenhippieさんのコメント
回答ありがとうございます。このinstagram創業者の記事は面白いですね。ただ彼のバックグラウンドからすると業界にかなりの人脈があることが推測されますので、サービス開始してからの拡散には苦労しなかったんだろうなと思います。業界キーパーソンが自発的に宣伝してくれる状況ですよね。この記事からするとサービスが素晴らしいのは勿論ですが「バイラルしやすい人脈を持っていた」というのが大きな普及理由だと思われます。では、無名で人脈も無いスタートアップが同様のサービスを開発したとして、同じように普及させるにはどうしたら良いのか?というのが私の質問の本質ですので、若干すっきりしない回答かと。とはいえ興味ふかい記事ありがとうございます。

zenhippieさんのコメント
しかし結論としては、バイラルしやすい人脈なり知名度が無いとあのような爆発的サービスは産み出せない、ということなのかもしれませんね。

2 ● a-kuma3
●100ポイント

TechCrunch に、Facebook にチームが買収された Gowalla との比較として、Foursquare が勝ち組になった理由がいくつか述べられている記事がありました。

すぐれていた面もあったはずのGowalla、Foursquareに完敗したのはなぜだろうか?!


Gowallaは本社をオースチンに構えていた。一方のFoursquareの本社はニューヨークだ。都市の大人口によってクリティカルマスを突破すべきモバイルソーシャルアプリケーションにあって、やはりニューヨークに拠点を構えていた方がメリットがあったようだ。Gowallaはこの点で遅れをとってしまったというのだ。
...
Foursquareがヒットした大きな理由とは、アプリケーションが大幅に優れていたからというものではない。多くの人がFoursquareを利用していたからだ。また多くのアプリケーションが位置情報サービスとしてFoursquareを利用するような仕組みを構築していったからだ。
...
最初からいろいろな機能を盛り込もうとしなかったこともFoursquareの卓見と言えるだろう。最初のうちはチェックインおよびそれに対する報奨システムの構築のみに注力していた。基本サービスで成果を得た後になって地元でのレコメンド情報の提供や、シティガイドの構築などに手を広げ始めたのだ。
...
Tristanというのは、Foursquareのビジネスディベロップメント部門のエグゼクティブであるTristan Walkerのことだ。「初期段階におけるTristanのビジネスディベロップメントの努力が、Foursquareの優位に働いたのは間違いない。たとえばスターバックスなどが商標の利用をFoursquareに対して許可したような事例もあったね」


zenhippieさんのコメント
回答ありがとうございます。認知度向上に限って言うと、大都市に本社があったのが勝因、という趣旨の記事のようですね。しかしやはりすっきりしないですね。東京は日本一の大都市で多くのスタートアップがありますが、無名企業が東京に社を構えていても、それが優位に働くとは思えません。共同創業者のDennis Crowley を見てみるとやはり人脈が豊富そうなバックグラウンドを持っていますね。既に名前が売れている人が人脈を構築しやすいNYで起業したからアーリアダプター層に多くリーチした、というのが正確な分析な気がします。NYには東京同様多くのスタートアップがあるはずですので、あの場所で起業したから、というのは短絡的すぎますよね。SXSWの存在も言及されていますね、たしかにあの場所で話題になるというのは大きなチャンスですね。しかしあそこに出れるには、やはりそれなりの知名度が既にあるからなのかな?とも感じます。結局のところ知名度、人脈を持っている人で無いと自然発生的にヒットサービスを生み出すのは難しいのかな、、という結論になってしまいますね。自己完結的な結論になりすっきりしないのですが、ともあれ回答ありがとうございます。

a-kuma3さんのコメント
本社のロケーションについては、 -Gowalla と Foursquare との比較であること -ロケーションだけが、両社に差が付いた理由ではない -ネット上の機能だけではなく、ビジネスデベロップメントの努力の差もあったのではないか -スポンサーなどに働きかけるには、ロケーションの差も無視できない ということなのではないでしょうか。 もちろん、創設者の知名度も、重要な要素だとは思います。

3 ● a-kuma3
●100ポイント

質問の趣旨に合わないかもしれませんが、Yelp のケースについてです。
趣旨に合わない、と思ったのは、サービスの公開直後から、サンフランシスコでは、すぐにアクセス数を集めたというところ。
何となくスッキリしなかったので回答に書こうか迷ったのですが、Foursquare との対比があるので、回答として書きます。


まず、人脈の話から。
http://www.angelgeek.net/2011/01/paypal-mafia.html
「PayPal マフィア」という言い方があるんですね。
そういう意味の人脈があったのかなあ、という気もしますが、同業が撤退する中でユーザ数を伸ばしていったようなので、創設者の人脈が主たる理由ではないのだろう、と思います。


http://attrip.jp/69
http://matome.naver.jp/odai/2133224676465874901
ちょっと、ごちゃごちゃしてますが、気になったのはここ。

・ライターの取材
新しい街を作った際にライターを雇いお店の口コミをたくさん書いている。

日本語でいう「サクラ」というのとは、多分、違うのだと思います。
書き込まれている情報が少ないと、参照する人を集められないので、まずは、情報を充実させる、という戦略なのだと思います。


http://blog.btrax.com/jp/2011/05/16/yelp/
Foursquare と違って、UI の充実に積極的な姿勢が分かります。

http://www.nttcom.co.jp/comzine/no072/worldit/index.html
スポンサーに媚びず、正確な情報を提供したい、という姿勢も見せているようです。


zenhippieさんのコメント
回答ありがとうございます。ライターを雇って積極的に情報を増やしていた、というのは参考になりました。よく流行らずに終わっていくソーシャルメディアを見ると同様にサクラらしきユーザーが最初だけ積極的に投稿してる様を見かけますが、あれで成功した事例を見たことがありません。やはりコミュニティ系サービスの場合ユーザーの動きが手に取るようにわかるので、サクラだとわかってしまい興ざめしてしまうんですよね。しかしYelpの場合コンテンツを拡充させるためにライターを使っているので、そのような「ヤラセ感」のような雰囲気が出ないのかもしれませんね。結果検索に引っかかりやすくなっていってユーザーが増えていった、というのも筋が通っています。Paypalマフィアという言葉は聞いたことがありますが、この図は始めて見ました、この図を見るとやはり、人脈が重要だな、、と再度実感せざるを得ません。彼らは初速でサービスの認知度を上げる術を心得ていそうです。

zenhippieさんのコメント
結論としては、本当に無名のスタートアップが限られた資本でサービスを普及させるためには、有力者に出資なり協力を仰いで普及に協力してもらう、というのがこの疑問の答えなのかも、と思いました。無論、サービスが素晴らしい、というのは必須の前提で言うに及びませんが。国内の事例でも、mixiやgreeも創業者がそれぞれ日本のネット業界の黎明期を作り上げた人との繋がりを持っていたようですし。 最近の海外事例ですとPInterestがホットですが、創業者は元googleのようで、やはり何かしら有力者との人脈構築に有利な立場にいたのかなと思います。ただwikiを見ると以下のようにあり ”After many app failures, Pinterest was born. However, Pinterest saw a low user base and very little engagement in its early stages. Silbermann stated that idea of telling people he failed was too embarrassing so he and Sciarra continued to tinker and improve the site. ” Pinterest以前に何度か失敗を繰り返しており、Pinterest自体も最初は盛り上がってなかったけれど、続けていくうちに良くなっていった、という記述が見られますね。端折られている、どのような工夫でユーザーが増えていったのかが一番知りたいところなのですが。。
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