下記のPHPｿｰｽで､cronを使用して､定期的にPHPｿｰｽとMySQLのﾀﾞﾝﾌﾟﾌｧｲﾙの二点をﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟを取っておりますが PHPｿｰｽはﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟが取れますが､SQLが取れ…

下記のPHPｿｰｽで､cronを使用して､定期的にPHPｿｰｽとMySQLのﾀﾞﾝﾌﾟﾌｧｲﾙの二点をﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟを取っておりますが
PHPｿｰｽはﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟが取れますが､SQLが取れません｡
また､SSHで実行した場合はSQLのﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟは取れます｡(Cronでのみ取れません｡)
ご教授いただけますでしょうか？

system('mysqldump -u ' . db_user . ' -p' . db_pass . ' ' . db_name . '> ' . save_pass . 'db/' . db_name . '.sql');

真っ先に考えられるのは､環境変数の問題です｡使っている OS や､ﾕｰｻﾞの crontab に設定したのか､/etc/cron.daily のようなところにｽｸﾘﾌﾟﾄを置いたのか､といったことで違いますが､例えば､手元の CentOS では /etc/crontab ﾌｧｲﾙによって起動されるもの(/etc/cron.daily といったﾃﾞｨﾚｸﾄﾘの下にあるﾌｧｲﾙの実行を含む)の場合､｢PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin｣となっています｡

ﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝに付いてきている mysql であれば問題ないと思うのですが､ｿｰｽからﾋﾞﾙﾄﾞして /usr/local/bin の下に mysqldump があるような場合､PATH が通っていなかったり､LD_LIBRARY_PATH が不足していると､実行に失敗する事になります｡

ちなみに､手元の CentOS 6.2 でﾕｰｻﾞの cron 設定(crontab -e とかで作る設定)の時の環境変数は下記の通りでした｡

SHELL=/bin/sh
USER=july
PATH=/usr/bin:/bin
PWD=/home/july
SHLVL=1
HOME=/home/july
LOGNAME=july
_=/usr/bin/env

この結果は､下記のような crontab の設定をすると得られます｡

 * * * * * env >/tmp/env

設定を放置すると､毎分 /tmp/env というﾌｧｲﾙを書き込みに行くので､/tmp/env の中身を確認したら､上記設定を外すことをお忘れなく｡

ということで､一度､環境変数を確認する事をおすすめします｡