BL-PA510の取扱説明書 P13
二世帯住宅などで親機と子機の分電盤が分かれているため通信ができないとか。
お客様相談センターに問い合わせたほうが有益だと思います。
上のかたがおっしゃるように、
なぜそのようなことが起こるのでしょうか。一般的な家庭の電力線は「単相3線式」といって、L1相の線、L2相の線、中性線の計3本の銅線が引き込まれています(図1)。
通常の100Vコンセントは、片側が中性線、もう片側がL1もしくはL2の相の線につながっています。L1相の同士のコンセント間(「同相」と呼びます)ではPLCで高速に通信が可能となりますが、L1相とL2相のコンセント間(「異相」と呼びます)ではうまく通信できないことがあるのです(図1)。
PLCを快適に使う方法 | N@BIT Channel
解決方法は
どのコンセント間が同相なのか、残念ながら見た目では判断できません。あまり速度が出ない場合は、違うコンセントにアダプタを差し替えてみるのも方法の一つです。同じ部屋であっても、コンセントによっては配線系統が違い、同相となることで速度が出る場合もあります。
とあるように、コンセントを差し替えてみるのも有効な対策の1つでしょう。
PLC子機のIPアドレスに対して、PCのパーソナルファイアウォールがフォルダ共有を拒否する設定になっているのではありませんか。
パーソナルファイアウォールに設定を変更するか、子機のIPアドレスを変更してみてください。
http://dl-ctlg.panasonic.jp/manual/BL/BL-PA510se.pdf
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hissssa ●1000ポイント ![]() |
予想ですが、このBL-PA510という機種は親機←→子機間のリピータとしての機能しかないのではないでしょうか。
親機に複数の子機のネットワークを相互にルーティングする機能がない場合、本質問のように子機間での通信ができない可能性はあります。PDFのマニュアルに但し書きとしてルータ機能はないとなっていましたし。
この場合で、どうしても子機間の通信を行いたい場合は、わざとセグメントを分けてルータを構成するとうまくいくかも知れません。
案としては以下のような構成になります。
このように設定すれば、自セグメント以外の全ての通信がルータを経由するため、子機間同士の通信が実際には「子機1→親機→ルータ→親機→子機2」という経路になり、通信できるかも知れませんよ。もっとも、経路を自動的に最適化しようとしておかしくなるかも知れませんが・・・。
あともうひとつの案として、親機セグメントにVPNサーバを建てて全端末をVPN接続するという方法も考えられます。これならVPNサーバ内に作られる仮想ネットワークで相互通信するため、確実に通信は可能になるはずです。