お金でエネルギーを買ったり、人を動かすことは出来ますが、エネルギーは売ってくれる人がいなければ買うことは出来ないし、またそれを使うための物が無ければそれはただのゴミです。
お金はエネルギー伝達物質。あるいは媒体。
あなたが行った事(=仕事)をお金に換え、
そのお金を別の仕事に換えることが出来る。
お金は貯めておくことも出来るけれど、
完全に同じ状態を保って保管することは非常に難しい。
貯め続けることで仕事→お金→仕事→お金・・・というループが途切れ、
伝達するという本来の役割がはたせなくなったお金は徐々に忘れられ、
変換方法も失われていくからである。
天下の周りものという言葉もあるとおり、
そこそこ使い続けてループの持続に努めないと、いずれ変換方法が失われ、
せっかくのエネルギーを使えなくなってしまうことでしょう。
さぁ!貯め込んでいるものは早く世に流通させよ!
さもなくば、いずれそのエネルギーは使えなくなってしまうぞ!
以上、少し世相を反映してみたつもりです。
ネタなら。
「馬にお金を見せたところで仕事をしない。つまり仕事(馬力)には換算できないからエネルギーではない。ただし、仕事に換算する方法と場所が一つ存在する。それは特定の居酒屋である。メニューに馬力(ニンニクの紫蘇漬け)があればそれはお金に換算できるからエネルギーと言える。他にも八百屋でニンジンと交換することで、仕事に換算できるが、いったんニンジンに変換する必要があるのだから、お金をエネルギーと考えるのは難しい」
といったところでどうでしょう?
お金はなんにでもなるものです。
どんな形にも変化できるものです。
エネルギーでもあるでしょう。
お金は墓場まで持っていけない。
エネルギーは墓場まで持っていける。