データの壊れる仕組みは同じという意味では、理論的に壊れるところはあまり変わらないというのは正しいと言えます。
論理的というのは、ソフトウェア的にという話なので
理論上はハードウェアの特性に依存しないからです。
実際には、違う面もあると思います。
電源が突然切れた場合とかに
ファイルの管理情報が論理的に壊れることがありますが
壊れ方には、やはりハードウェア特性も出てくるのが普通です。
HDDのデータが論理的に壊れる原因の一番多いのは下記のような場合です。
WindowsがHDDにデータを渡して、HDDのキャッシュが受け取って、HDDがWindowsにOKの返事をした後で、キャッシュのデータをディスク上に書き終わる前にHDDの電源が落ちたり制御不能な状態になる。
HDDの場合には実際のディスクの回転と実際のヘッドの動作に時間がかかります。SSDの場合にはHDDよりも書き込み速度が速いので、このような事故が起こる確率は低くなります。とは言っても、SSDの動作はCPUやRAMよりはぐっと遅いので全く起こらないわけではありません。
また、HDDは衝撃に弱いとか機械部品に寿命があるという欠点があります。一方のSSDにはフラッシュ半導体素子に書き込み回数の寿命があります。振動のない良い環境で使用しているHDDは、頻繁に書き込みを行なった場合の寿命はSDDよりも長いと一般的には言われています。
つまり、HDDもSDDも消耗品です。大切なデータはバックアップしておかないと失われる危険があります。私のお勧めはSugarSyncというクラウドに同期しておくことです。
クライド上に同期しておくと、複数のPCやiPhoneやiPadでも同期した最新のデータをいつでも共有できるメリットもあります。友人や家族で共有することもできます。同期は自動的に行われるので、普段は意識する必要がありません。
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http://blog.livedoor.jp/papavolvol/archives/51758861.html
SSDは、寿命を延ばすために、 論理的なセクター位置と物理的な位置を制御することで、 各メモリ位置の書き込み回数が均一になるような 仕組みになっているのでディスクHDDのようなデフラグは意味がなく、またそのような仕組み上頻繁に論理的障害がおきやすいようです。
HDDの場合は駆動系の初期故障が先だって現れることが多く、セクタ単位でのトラブル発生の増加などの前兆などが起きたり、保存データのサルベージが成功する可能性が残りますが、SSDの場合は全データに突然アクセスできなくなるような致命的な故障が起こる比率が高いと言えます。
またHDDの寿命は駆動系および半導体の寿命に起因し、それらは組立の精度や電源の安定性や動作温度で左右されますが、半導体のみで構成されるSSDにとって製造や環境的要因はほぼ無関係で、内部の論理的書換え限度に対する使用頻度によって寿命が決まると考えられます※。つまりSSDの設計の良し悪しとユーザーの使い方によって寿命が決まります。
http://nagisap.jp/opt_x40ssd/
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:BIA8tXBoydMJ:kakaku.com/pc/ssd/guide_0537/+SSD%E3%80%80%E3%80%80%E8%AB%96%E7%90%86%E7%9A%84%E9%9A%9C%E5%AE%B3&cd=8&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja
HDDと違って論理的障害が発生すると、データの取り出しは、ほぼ不可能となります。
http://support.autumn-tec.co.jp/hddexchange/ssd.asp
http://kakaku.com/pc/ssd/guide_0537/
SSDの短所
http://www.ssd.tank.jp/demeritto.html
SSDの長所
http://www.ssd.tank.jp/meritto.html