1.まず、他にマネされることのないよう、実用新案権を取得するべく弁理士を雇って実用新案を出願し、
2.実用新案技術評価書を請求してもらっておく。
(実用新案自体はノーチェックで通ってしまうので、それが独占権のある技術であることを確認しておくため。)
3.企画をその会社に持ち込む。
4.製造会社と機密保持契約を結んでから製造を委託する。
という流れになるかと思います。
3.と4.はお客さん次第で順番が変わるかもしれません。まず物が無いと話ができない事もあると思うので。
ちなみに、そんなに付加価値の高いカバンでしたら国内生産でぜひお願いしときます。
品質もそうですが、同じ物を勝手に自社製品として作ってしまうような事はなさそうですし。
http://www.toyooka-kaban.jp/
その他参考URL:
実用新案
http://www.jpo.go.jp/index/jitsuyou.html
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/toiawase/faq/yokuar22.htm
あいぎ特許事務所HOME>実用新案とは?
http://jp.aigipat.com/um/index.html
>どうすれば作れると思いますか?
もし自分だったら、まず、思いついた新コンセプトのカバンをカタチにしてみます。だいたい、個人発明家がやるような手順で、つぎのような感じで進めます。
(1)商品の売り込み提案書(企画書)を徹底的につくりこむ。
・商品がカタチとして見える。
・買い手の立場から考える。
・単価がどれくらいか。
・リスクも記載。等々。
(2)サンプルを試作する(可能なら)。
・イメージ的なもの。
(3)プロに相談する(アイデアクリニック等)。
・企画書(売り込み提案書)を見てもらう。
・売り込み先の企業調査。
・商品の市場調査。
(4)商品調査、試作品をつくる。
・特許・商標・意匠の先願調査を依頼。
・試作を製作会社に依頼。
(5)納得するまで試作を改善する。
・課題の発見解決。
・単価計算。
(6)商品の製造、販売
・製造、販売先業者の調査。
・ネット販売も考える。
商品アイデアを一般から募集している企業・サイトもあるようですが、アイデア提案料だけの受取という場合も少なくないようです(企業にもよる)。某企業へ売り込むとなると、やはり、自分で商品化するのが近道だと思います。発明者の体験談がありました。
・発明は自分で商品化するのが商品化への唯一の近道
「発明売込みの極意」ご指導いたします―ツール&実例ですぐにできる
よさげな本がありました。
「とある企業」とあなたの関係によるのではないでしょうか?
その会社に勤めていないのなら
カバンの企画書を書いて
「とある企業」に売り込みか交渉です。
「とある企業」が数百個単位で購入する意思があるのなら、
「とある企業」の仲介としてカバン制作会社を探して
そこに作らせればよいのでは?
企画料でも仲介料でも、お金の回収方法は別に考えるとして・・・。
「とある企業」が複数あれば
1社でもこの方式が成功すれば、
理由はわからなくても、売れることがわかっている商品は製作してもらえるので
その後の交渉は、カバン制作会社と直接交渉すればよいと思いますが・・・。
自分もこれは売れるだろうとアイデアをいくつも出したことがありますが、実際にアンケートを取ってみるとそうでもなかった事もあります。
自分が思う程たいした案ではないことを想定した方がいいでしょう。
まずは、ほかの人に利用されないように特許を取っておく。
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/shiryou/kijun/kijun2/syutugan_tetuzuki.htm
次に市場調査
実際に今どんなカバンが人気があるか?
カバンと言えば、どの年代がよく買うか?
どんなカバンがよく店頭に並べられているか?
意識調査だけでなく実店舗の調査が必要。
ラフの企画書を作る。
・文章による商品の説明
・ターゲットユーザー
・機能面説明
・デザイン面の説明
・イメージ図
・試作するとコストがどれぐらいかかるか?
・販売・宣伝方法
できたらその企画をQ&Aやお悩み相談で聞く。
http://www.monodukuri.com/qa/
http://www.firstchecker.jp/dx/form/11/
実際にアンケートが必要と言われる段階になるまで聞く。
アンケートであまり高評価でないならある程度の評価が出るまで企画の練り直し。
アンケートである程度の評価が出たら企業に売り込む時の話し方と販売方法を相談する
どんなに需要や高評価であってもアピールや売り方が下手であれば店に置いてくれないし、売れない。
これを通過して初めて試作段階に入る。
自分で作ってみるのが一番だが無理な場合は、オーダーメイドを利用する。
その時に実際に原価がどれくらいかかるとか鞄作りからの視点を意見として聞く。
http://allabout.co.jp/gm/gl/12634/
コストや問題点がないか再度チェックする。
利益に関係なく試しに少量で実際に店に置いてもらうように交渉する。
ここで企画のプレゼン力が役に立ってくる。
実際に売れ行き具合を調査する。
ここであまり売れなければ、試作の改良を考える。
売れ行き具合が好調であれば企業に売り込みをする。
プレゼンの最後に実際にこれだけの売れ行きがあったと実績をアピールする。
そこで企業から出される問題点があれば、改善して何度も交渉する。
だと思います。