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金融緩和と公共投資を進める意味は?

いわゆる三橋論肯定派かつ経済は素人です。
(三橋論のざっくりとした自分の理解は
「金融緩和と公共投資によるデフレ脱却」です。)

私見では、金融緩和と公共投資であることの意味は、
日本国内でお金の流通が見込めやすい労働力に対する対価であり、
GDPの底上げになるし、以下を実現できるからだと
考えていますがどうでしょうか?意見をください。

・消費しやすい、もしくは必然的に消費する
若者、中小企業(地方含む)へ相対的にお金を回すこと
・消費しにくい、もしくは一定程度満たされている
老人、大企業のもつお金の価値を相対的に減らすこと


海外へ投資するようなグローバル化した企業、経団連や
労働力になりにくい老人にとっては敬遠したい
動きなんだろうなとおもってしまいます。

なにかこう資本主義を否定しているようにも見えるし、
資本主義であり続けるためには、自国通貨がなせる業を使っていく
しか存続しえないのかなと思ってしまいます。

●質問者: hf
●カテゴリ:ビジネス・経営 経済・金融・保険
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● pigmon88
●100ポイント ベストアンサー

かつて百貨店の屋上には必ず遊園地がありましたよね。これを業界ではシャワー効果
といって、集客力のあるイベントを上の階に置くことで、そこから客が下におりてくるときにも、商品を見てもらえる、いつか金を使ってくれるという意味らしいです。対して、現在は地下食料品売り場が注目され、こちらは噴水効果とでも呼ばれるようです。ビジネスマーケティングでは。
いずれにせよ、三橋さんの言っているケインズ的な公共投資論は、それだけで終らずに、波及効果が大きい、経済を活性化させ、お金を循環させる一押しになりえるという考え方だと思います。金持からとった税金を建築現場で働くおじさんたちに再分配することになるし、関連業界に大きな需要をもたらします。まず、仕事があり経済が動かない限り、富は生まれませんから。
同じようなことを産業政策で言うと、インドや中国が自動車産業を誘致しているのは、それが数万点に及ぶ数多くの部品を必要とし、下請けを含めたさまざまな産業分野全体の技術力アップに役立つからです。

どうせお金を使うなら、生きたお金の使い方をしようという提案だと思いますが。


質問者から

生きたお金というのは賛成です。

短期的な面ではpigmon88さんの言う通りだと考えています。
更にそれを長期的に考えた場合、つまるところ、
資本主義は意識的なリセットまたは各世代での資本主義の利益の享受
(絞りきられた雑巾はもう絞れないので)をもってしか存続しえない
のかなと考え、相対的な考えに落ち着いたしだいです。

ともあれ、回答ありがとうございました。


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