(とりあえず法律的な事は置いておきます)
微妙なラインですねぇ……
例えば
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日本人「お前在日だろ」
在日「お前在日だろ」
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前者は差別で、後者は差別じゃない。そう感じますか?
言った人で差別かどうか決めてしまうとしたら、その人もまた「日本人差別」をしている事になるでしょう。
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また「在日だから☓☓(何かダメなこと)」と続けば、それは差別になりますが、在日認定までだとしたら、在日という方々の単なる通称なので、差別と言い切れるかどうか微妙です。
「朝鮮人という呼び名は差別だ」というワケの判らない批判がありますが、朝鮮は単に土地の名前。朝鮮という土地に住んでた人を朝鮮人と呼ぶ事自体は特に差別でもなんでもないです。
それと同じく、他人に向かって在日という、ただそれだけであれば、差別と言ってしまったら「差別と言った人」がアウトだと思います。
それはつまり「他人の事を在日と言ったら差別」と言ったその本人が、「在日」そのものを悪い事だと決めつけちゃってるからです。
「在日」というものを素敵と思ってる人に「お前在日だろ」と言っても何のダメージも無いですよね(韓流ブームの頃は、在日って「素敵な方々」という意味で使ってる方々もいました)。「在日」と言われてダメージを受けるのであれば、その人が在日を悪だと思ってるからです。
言い方が嫌であっても、例えば「や?い、お前イケメンでモテモテ!金持ち!」なんて言われて、腹を立てたりしますか?
そう「差別」かどうかなんて悩むのは実は意味が無いのです。
言われて、自分が嫌な気持ちになるかどうか、嫌な気分になった時は何が原因なのか。その気持ちの整理が先です。
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僕自身は、差別・逆差別は「不理解」が生むものだと思っています。