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【謎解き・ドリンクソムリエール・疲れたOL】

昼過ぎの文化祭。B美たちのクラスは「ドリンク・ソムリエール喫茶」だった。

C子「しばらくドリンク・ソムリエール代わってくれる?」
B美「何をすればいいの?」
C子「適当な理由をつけて、お客さんに合った飲み物を勧めるの」
B美「でも」
C子「たいていの飲み物は男子に買いに行かせるから大丈夫!」

B美がソムリエールの服に着替えると、疲れたOLが来た。

A莉「何か元気の出る飲み物をください」
B美は心配そうに尋ねた。
B美「毎日、朝食はお食べですか?」
A莉は首を振った。
A莉「通勤が長くて早起きしてるんですが、寝起きは食欲も時間もなくて。昔は大好きなヨーグルトだけでも食べてたんですが、最近は忙しくって…。今の会社に勤めるために無理に実家を出たから、身内に自分の味方も少ないんですね。勤めるようになってからは、友達の家も遠くなって、遊びに来てくれないし。友達なんて贅沢は言わないけど、新しい話し相手でもできれば違うのになぁー、なんて」

B美は恭しく頷いた。
B美「お勧めのドリンクがございます」

※小説回答を10月12日(金)21:00-22:00に。22:00以降に締切&正解発表。

●質問者: lionfan2
●カテゴリ:ゲーム ネタ・ジョーク
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● グラ娘。
●200ポイント

A莉の目の前にグラスが置かれた。空っぽのグラスだ。
A莉「これは……?」
B美「あなたに、相性抜群のドリンクです」
A莉「でも、何も入って……」
B美「今から作りますので、少々お待ちください」
そういうと、B美は、コーラの瓶を取り出した。
最近では見かけなくなった瓶のコーラ。それも年季が入っている。
B美「特別に取り寄せました。さすがにコカインは入ってませんが、最近のカロリーオフの風潮に流されていない、本来のコーラです」
A莉「じゃあ、私におすすめのドリンクってコーラですか?」
B美はしずかに首を振ると、もうひとつの瓶を取り出した。水玉模様の紙で覆われた茶色い瓶。
その瓶から、白い液体をグラスに注ぎ始める。
そして、砕いた氷を入れ、コーラを注ぐ。
途端にグラスは泡立ち、茶褐色の液体となったそれを、マドラーで静かに混ぜるB美。
B美「はい、どうぞ、キューピットになります」
A莉「キューピット?」
B美「ええ、コーラとカルピスのソフトカクテルです」
A莉はそれを一口飲んだ。
A莉「おいしい!」
B美「そうでしょう。コーラが嫌いな人間なんていません。それにヨーグルトが好きということでしたので同じ乳酸菌飲料であるカルピスでアレンジしてみました」
A莉「これなら、すっきりとさわやかで毎朝でも飲めるわ! それにこのカルピスの風味。昔懐かしい家庭の雰囲気が思い出される。家族と疎遠になった私にぴったりかも」
B美「それと、お友達が少ないということでしたので、おまじないの意味を込めてこのドリンクを選択しました。あなたによき出会いが訪れますようにと」
A莉「なるほど……それで『キューピット』なのね! 気分の問題だけど、なんだか明日から頑張れる気がしてきたわ」
B美「ありがとうございます」
A莉は、キューピットを飲み干すと、B美に改めて礼を言って、ドリンク・ソムリエール喫茶を後にした。

そのA莉の頭の中には、何だかうまく丸め込まれた感と、絶対これよりもっと私にぴったりのドリンクがあったはずという猜疑心がほのかに浮かんでは消えていたが、今回のgrankoyamaは、facebook経由でlionfan2さんから市販の飲み物を回答すればOKという、他の誰にも与えられていないヒントを得ており、そういった意味で、コカイン全開のコーラ(それも売ってないのではあるが)を飲ませて、トリップさせようという回答が本命だったのだが、なんとなくこじつけられたからキューピットにしてみたけど、それって市販じゃないから、絶対に正解じゃないってわかってたんだけど、まあいいやって思って、他の回答者で正解がでたらすごいなぁ、自分には手も足もでなかったやと素直に感心と称賛を送り、自らは不正解かつ面白味も何にもない回答で参加だけしてみたという、そんな背景についてはA莉もうすうす感じていたので、すっきりしないまま家路に着いたのだった。


lionfan2さんのコメント
grankoyama様、難しい問題の中、回答、ありがとうございます。 ヨーグルトが好き→乳酸菌飲料、というところが見事でした。 また、コーラ+カルピス=キューピット、というのは、いいトリビアでした。小説も読みやすいですね。「昔懐かしい家庭の雰囲気が思い出される。家族と疎遠になった私にぴったりかも」は、なるほどと思いました。

2 ● meefla
●150ポイント ベストアンサー

店の奥に入ったB美は、男子の一人に声をかけた。
走り書きのメモを渡す。
B美「お店の場所はわかるわね?」
男子は頷いて走りだした。

程なくして、B美はトレイに一杯のドリンクを乗せてA莉の元に戻った。
白い飲みものを見たA莉はB美に言った。
A莉「これ何?カルピスじゃないわよね?」
B美「ご賞味ください」
こわごわとグラスを口に運んだA莉は、美味しそうにそのドリンクを飲み干した。
A莉「おいしいわ。元気も出てきたし。ありがとう」

A莉が店を出るのと入れ違いに、C子が店に戻ってきた。
C子「何を出したの」
B美「ラッシーよ。インドのヨーグルトドリンク」
C子「それって、もしかして、『名犬ラッシー』で友達、ってオチ?」
B美は微笑んだ。


lionfan2さんのコメント
meefla様、回答有難うございます。ギリギリまで考えていただいたようで恐縮です。ヨーグルト好き→ラッシーというのも、素晴らしい回答だと思いました。 (先にそちらを思いついていれば、それで問題にしていたかもでした) また友達の代わりに名犬ラッシー、というのは素晴らしいですね!! こちらの答えは・・・読むと驚きです・・・なんと、友達や身内の代わりになるのは?
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