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父子家庭への支援の情報を探しています。
1.各種支援の情報、2.考えている実際の手順に落ち度がないかの確認です。
海外在住、42歳の男性です。退職して帰国を検討、300万程度の借金を抱えることになります。小学五、三、一年と4歳の子供がおり、日米の両国籍を保有。実家は兄家族が同居し1ヶ月程度の仮住まい以外の支援は期待できません。
以下の流れで考えています。
実家で仮住まいをして子供を学校へ通わせる。児童扶養手当、児童手当を申請。公的アパートに申し込み。
児童扶養手当、児童手当で月に7万円強はもらえそうですが、いかがでしょうか?公的アパートがだめなら、住宅支援もあるそうなので、支援額ぎりぎりのアパートに引っ越しをする。下の子供の託児所を探す。小学生の子供の朝、夕方のチャイルドケアを探す。生活保護の申請、職探し。
仮住まいしている時点で生活保護はもらえるでしょうか?月7万の手当だけでアパートに出て行くのは無謀な気がしますが、実家にいる状況で生活保護が通らない気がします。頼らず自立したいのですが、子供の世話もあるので正社員は難しそうです。
専門家、経験者からの助言、必読本、リンクなど助けになる情報など大歓迎です。

●質問者: yamaokujunin
●カテゴリ:生活 人生相談
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

1 ● Bright
●75ポイント

ないですね。
僕は13歳ですので、父でないから、詳しくないですが、僕も父子家庭です。
なので父に聞いてみたところ、支援はないそうです。

寧ろ、戸籍上、面倒を見る人が減って、所得税があがるんですよね。
色々と大変なので政府にはそこらへんを考えていただきたいです。


2 ● oil999
●75ポイント

まず、児童扶養手当と児童手当は同時に支給されません。どちらか一方です。
また、日本国内に住民票がなければ、児童扶養手当、児童手当、生活保護はいずれも支給されません。
帰国してすぐ、これらの支給申請することは、受給目的の帰国とみなされるので、すぐに支給されない可能性が高いです。
さらに実家があるという点でも受給は難しいと考えてください。

背景はよく分かりませんが、帰国せずに借金を最小限に抑えて仕事を継続するのが常識的な対応策だと思います。


3 ● みかん
●75ポイント

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201008/1.html


4 ● fut573
●75ポイント ベストアンサー

まず、ネット上のQ&Aサイトで人生に関わる質問をするのはあまりお勧めしません。
知識がない人が適当に検索した結果を内容の吟味なしに貼り付けたり、数十ポイント目当てに適当な回答をする方が出てきたり、そういうケースがあるからです。人生がかかっているのですから回答をうのみにせず、ちゃんとチェックした上で行動することをお勧めします。
それを踏まえた上で……
借金について
僕は以前、生活保護関連統計資料等まとめというものを作った関係で、生活保護関係の本は多少読んでいます。
その中で考えるならば、まず
こちらで紹介した『How To 生活保護』
という本は読んでおいたほうがいいと思います。
特に生活保護実践Q&Aの

の項目はチェックしておくべきかと思います。
生活保護費で借金を返済することはNGなため、借金の取り扱いに注意が必要だからです。
(ただしこの本は状況の変化に合わせてどんどん改訂されているので、2009年版ではなく最新版をチェックすることをお勧めします)

世帯認定について
また、実家に仮住まいするとなると、世帯認定の問題がでます。
『保護のてびき -平成21年度版-』p27?28には以下の記述があります。

生活保護法で保護は、世帯を単位としてその要否及び程度を定める(法第10条)と規定しています。これを世帯単位の原則と呼んでいます。このように、保護が世帯を単位として行われるのは、生活が通常世帯を単位として営まれているからです。では、生活保護でいう世帯とは、いったいどのようなものなのかを次に述べてみましょう。ここでいう世帯とは、原則として同一の住居に居住し、生計を一つにしているものの集まりであるということです。すなわち同じ住居に住み、生計を一つにしている場合には、それが親族ばかりでなく他人が入っていてもそれらの者すべてを一つの単位として、いわゆる同一世帯としてとらえるということです。したがって、保護の要否や程度は、その同一世帯を単位として決められます。

つまり、実家の「ご両親や兄夫婦と生計を一つにしている」とみなされた場合は、ちょっとめんどくい事になるわけですね。
ちなみに、阪神大震災の時には、生活保護を受けていた親族が被災して家を失ったため一時的に引き取った所、保護を打ち切られたというケースがちらほらありました。


阪神大震災後、それまで生活保護を受けていた肉親を引き取って同居を始めたところ、「保護基準を上回る家計収入がある」という理由から保護を打ち切られるケースが相次いでいる。肉親を引き取る側も、震災で経済的に打撃を受けている場合がほとんどだ。震災から一年半。被災地では、生活保護制度の「矛盾」が目につきはじめている。


被災親子、同居で生活保護打ち切り 弔慰金も収入扱い

同一世帯とみなされると受給のハードルはあがるので配慮しなければいけません。

↑世帯認定関係の項目もチェックしたほうがよろしいでしょう。
日本の父子家庭の現状について
日本の父子家庭がどういう状況になっているかですが、研究書とかに手を出せるならば「貧困研究」という雑誌のvol.3に「ひとり親家族からみた貧困」という報告があり、そこには日本のひとり親世帯についての記載があります。
内容については一部こちらの記事で取り上げましたので確認していただけると良いかと思います。
こちらでは父子家庭において祖父母の助けがあるかどうかで、どれ位生活に差が出るかについて言及されていました。
これを見る限り、実家から金銭的援助が期待できず、アパート暮らしをするにしても、子供が熱を出した等のアクシデントが起こった時に援助が期待できるような距離で暮らすことで、ずいぶん楽になるんじゃないかなと思います。
お子様の教育について
地域の学童保育がどうなっているか確認しておいたほうが良いかと思います。。
状況から見てお子様は海外で教育を受けていた状況でしょうか?
その場合、カリキュラムの違いから学校の勉強に馴染めない場合があります。
また、働きながら面倒を見るとなれば、過程で充分に勉強を見てあげるだけの時間がとれないこともあるかと思います。
事前に近所に帰国子女向けのサポートをやっている団体がないか確認しておくと安心かもしれません。
(放課後やってくれる所だったら、チャイルドケアの代用としても機能します)


yamaokujuninさんのコメント
詳しいご説明をどうもありがとうございました。とりわけ、子供の教育まで言及してくださったことは、本当に状況をよく理解していただいた上でのご回答と感じました。心から感謝いたします。
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