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風邪の季節ですが、風邪ウイルスの侵入先は一般的には上気道かと思いますが、そこを通過して更には小腸の免疫をも突破して肝臓のクッパー細胞と闘う場合もあるのですか。肝臓を突破したウイルスの行き先はどこなのでしょうか。また、一般にはクッパー細胞はどんな細菌(ウイルス)ものと闘っているのですか

●質問者: koko24
●カテゴリ:医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● きょくせん
●50ポイント

うっわぁ、また難しい話を! 正直この辺は門外漢です。が、ちょっと頑張ってみましょう。


http://www.minophagen.co.jp/Japanese/general/liver01_02.html#05
http://www.waghs.net/allergy/me19.html

こちらの二つのサイトを見ていると、クッパー細胞というのは汎用的な化学物質処理を行う細胞、と考えて良さそうですね。ミノファーゲン製薬さん……ここは我が国においては肝臓関係の薬剤のエキスパートなのですが、こちらのサイトを見ているとエンドトキシンの処理(取り込み)が主たる仕事とされています。で、アレルギー便利帳さんを見ていると普通のマクロファージと同じような性質を持っているとされていますね。
進化発生の観点から考えますと、肝臓という組織はそもそも腸管を覆っていた脂肪体(脂肪といってもその主任務は代謝・貯蔵だった訳ですが)が集まってできた器官と見ることが出来るはずなのです。で、免疫細胞というものがどうやってできてきたかというのは正直私は不勉強でよくわからないのですけれども、食細胞などは初歩的な細胞でありましょうし、その基礎はともかく取り込んでおく事なんだろうな、と思っていたりもします。
http://www.waghs.net/allergy/me19.html
大体あってる、のカナ?


さて、以上は余談。
クッパー細胞はどんなウイルスと闘っているか、と考えると、これは推測になってしまうのですが、血中に入ってきたウイルスはともかく喰ってるんじゃないかな、と思うのです。ミノファーゲン製薬さんのサイトのほうでは出てきてないのがちょっと気になるのですけれども、その本質が原始的な食細胞と同じであれば、ともかくもいらなそうなものは喰う、と。ただ、その『要る要らない』をどう判別しているかはちょっとわからないのですが、体内でできた毒素を取り込んで血中から排除する機能があるのであれば、高分子の塊に過ぎないウイルスも取り込んでしまうんじゃなかろか、と思うのですね。それはそれ、毒素として。


えと、ここからも余談なのですが、インフルエンザウイルスはあんまり腸管から入ってこないんじゃないかな、とは思うのです。風邪ウイルスといわれてしまうと、例えばRSウイルスとかアデノウイルスはあくまでも呼吸器系に取り付くウイルスですし、インフルエンザウイルスも同様。私がまだ学生だった頃、ノロウイルスはSRVと呼ばれていて、これによる病気は『おなかの風邪』と呼ばれていた時期がありました。今では立派な食中毒として毎年大騒ぎになっているのですが、その一昔前だと生牡蠣は当たるからやめとけ、というような話になっていたように思います。
ウイルスというのは、その構造上、特定の細胞にしか取り付くことができません。例えば鳥インフルエンザウイルスH5N1は今のところ鳥の呼吸器系細胞が持つ受容体に取り付くことによってその細胞内に侵入し、そこで細胞を乗っ取って増える訳ですが、これが人間にかからないのは、その鳥と同じ型の受容体を人間があまり持っていない(持っていないわけではない)からで、先日の新型インフルエンザウイルスはブタのものがいろいろあってヒトへの感染力を獲得したから問題になったわけです。
で、HIVやHBV、HCVなど、血液中の免疫細胞や肝臓を標的とするウイルスはこれらは血液や体液を介した感染しか起こらないのですけれども、これがつまりウイルスそのものは自力で消化管を抜けて体内に侵入するほどの力を持ってはいないという論拠にもなりそうです。……もちろん、重篤なウイルス性気管支炎にかかった後、二次感染で細菌に粘膜組織をズタズタにされて露曝した毛細血管にその原因ウイルスが入り込んで?という仮説は、無菌性(ウイルス性)髄膜炎などの存在から成り立つのですけれども、それは滅多にないことかとも思います。(高病原性インフルエンザによる死亡というのはむしろサイトカインストームといった、免疫の過剰反応によるもので、ウイルスそのものが体内に侵入して云々というものではないんですね)


と、今回もまいどながら余談が過ぎましたが、クッパー細胞はウイルスなら何でも食ってんじゃないかな、と思います。が、その頻度は少ないんではないかとも。また、細菌については、細菌が血中に乗っかってワイのワイのしている状態は敗血症という状況であり、それ自体がかなり重篤な状態であったりもします。が、その際クッパー細胞が他の免疫細胞と同じく血中上に乗っかってきた細菌を喰っているかと聞かれると、ちょっと肯くには戸惑いを覚えますが、否定する根拠も持ち合わせていないと申し上げておきます。



うーん、今回も結構グダグダだなぁ。


koko24さんのコメント
どうもありがとうございました。

2 ● oil999
●100ポイント ベストアンサー

風邪ウイルスに対して、上気道→小腸→肝臓の順に免疫が働くわけではありません。

ウイルスによって増殖しやすい組織(細胞)が決まっています。
これは組織によって細胞表面の構造が違うため、取り付きやすいウイルスとそうでないものに分かれるためです。
たとえばインフルエンザウイルスは、ヒトの上気道細胞で増殖しやすいのですが、腸内ではほとんど増殖しません。一方、コクサッキーウイルスやレオウイルスは腸内で増殖します。

このようにインフルエンザウイルスの場合は上気道で増殖するので、上気道の免疫系が対処します。一方、コクサッキーウイルスやレオウイルスは、上気道ではそれほど増殖しないのでその部位の免疫系が反応しないまま、腸内で増殖して小腸の免疫系が活躍するという結果になります。

最後に肝臓ですが、ここにはリンパ節で増殖したウイルスが運び込まれるので、それらのウイルスが腸内で増殖したものとは限りません。
クッパー細胞はマクロファージの一種で、異物であればウイルスでも細菌でもがん細胞で取り込んで消化してしまいます。とくにウイルスの種類を限定するわけではありません。


koko24さんのコメント
わかりやすい解説ありがとうございました。 上気道の免疫系とか小腸の免疫系とか、、各所の免疫系は常にそこにいるのではなくてなにかあればその現場に直行するといったイメージですか。

oil999さんのコメント
直行するのではなく、免疫系は各所に配置済みです。 異物が増えると、その場所の免疫系が活動開始するというイメージです。
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