涼宮ハルヒシリーズの中で最も有名な「涼宮ハルヒの憂鬱」について。
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
主人公、キョンはそんな涼宮ハルヒに巻き込まれていって・・・
ってだいぶ短縮しましたが、一回読んでみれば絶対にハマりますよ!!
はじめまして。E.A.Poeと申します。
主題:「涼宮ハルヒ」はかなりエキセントリックな性格の女子高生。本人は気づいていないが願望を実現させる超能力?を持っている。ゴーイングマイウェイタイプで主人公(キョン)を引っ張り回す。
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星奈@さんも回答していますが、彼女は「宇宙人、未来人、超能力者と一緒に遊んだら楽しいでしょ?」という考えの持ち主です。現実にそういうことが起こらない(と彼女が思っている)のが不満ですが、最近はキョンたちと作った「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」通称SOS団を結成し、仲間を数人集めてサークル活動(もちろん生徒会非公認)のようなものをして自ら団長として仲間を引っ張り回し、それなりに楽しくやっている模様です。
そうそう、こういう話のお約束として
#マンガチックというか、マンガを小説にしたような話
「校内でも指折りの美人(黙っていればモテモテのはず)」「スタイルよし」「運動神経抜群」というおまけも付いてきます(笑)。
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お話は、第一巻(涼宮ハルヒの憂鬱)でこそハルヒの憂鬱というか欲求不満の原因が語られ、しかもそれが(おそらく誰もが経験したであろう)アイデンティティに関わる話なのでちょっとばかり文学の要素もあり、異世界(異次元空間?)や宇宙人によるオーバーテクノロジー(現在よりはるかに進んだ科学技術)やタイムトラベルなどSFの要素もあるのですが、だんだん脳天気なドタバタコメディの様相を呈してきます。
しかし、異世界やオーバーテクノロジーやタイムトラベル(タイムパラドクスとその解決)などが絡む部分は残っており、基本的にSFであるのでキャラ萌えの部分を除いても楽しめる部分があります。
細かい台詞回しの中に「作者はSFが好きなんだろうな」と思わせる部分もありますし。
小生が好きというか印象に残った話は「射手座の日」ですね。小生がパソコン(とパソコンゲーム)が好きなのと小生のひいきキャラが活躍するからです。
ドタバタコメディとしては、ハルヒが突然「野球大会に出るわよ!」と言い放ち、SOS団員全員(+α)が参加する羽目になる「涼宮ハルヒの退屈」でしょうか。
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>でも僕男子なんで堂々と読むのは恥ずかしいなぁ。(=_=)
表紙がアレですからね(笑)。でも、それなりに面白いのでブックカバーでもかけて読んでみてはいかがでしょう?
涼宮ハルヒのアニメを見るよりは恥ずかしくないと思いますよ。小生もアニメは見ていません。
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こんな感じですが、お役に立ちますかどうか。