ちょっと前にベストセラーになった、このような本がありました。
文庫版も在ります。
内容は一人のサラリーマンが、ゾウの神様によって願いをかなえる方法を教わり、自分の夢をかなえていくと言う筋です。
自分の夢をかなえて行くにはどうすれば良いかと言う事を、物語形式で教えるハウツー本と言えるでしょう。
なぜこれがベストセラーになったかと言えば、
? 物語形式で面白く読める。
良くあるハウツー本で専門的、技術的な内容ばかりを延々と書いてあると、読者は飽きてしまいますが、物語形式ならば、一人の人間のドラマとして興味を持って読んで貰う辜が出来ます
? 物語に沿っていろいろな方法が一つ一つ紹介される。
特に全部まとめなくとも、一つ一つの技を筋に沿って展開すれば、それで読者も理解できるようになります。
? 一人の人間がそれらの技によって、ステップアップしていく様が描かれている。
ハウツー本の技も初心者にも出来るものから、上級者向けのものもあるでしょう。
それらの技が物語の主人公が成長する過程で、無理なく並べられるので、全体を理解し易く、又効果も宣伝できる。
このような利点があるので、物語の形式にしたこの本がベストセラーになったのです。
貴方の知識やアイデアも、一人の何も知らない人間が目の前にいて、その人に一つ一つ教えていくというような事を想定すれば、時系列に沿って考えられるので、まとめやすくなると思います。
又実際に本にする時にも、役立つかと思われます。
考えをまとめるには、状況や目的に応じた方法を選択する方がよいと思われます。
まず、考える物事の状況を分類する。
1 到達目標が明確になっている?
2 使うアイデアが分類されている?
3 使うアイデアの範囲が決まっている?
4 表現する順序が決まっている?
5 アイデア同士を比較して、取捨選択できる条件が提示できる?
これらを考えたうえで、
0 現在の状況(頭の中、必要な知識、調査の必要性等)を把握できている?
0に関しては、「常に意識する」だけです。
1がNOなら、目標設定方法に関する本、たとえば
頭のいい人の思考プロセス―すぐに使える、図と論理の問題解決スキル
ツリー構造で問題を明確化したり、クラウド(雲)表現で問題点の周辺を整理したりする方法を解説しています。
2 は基本的にはKJ法などですね。
3 これもKJ法とか、ポストイット法とかです。
4 ここで、さっきの本が再登場です。さらには、こんな本も
思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!―会社のダメなところがわかる“TOC思考プロセス”
ポストイットではなくても、パソコンのソフト(私はVISIOを使っています)で、アイデアのばらまき・整理・取捨選択・ツリーづくり等ができます。
全然違う方法:
それに関することを全く知らない人物に、一から説明する方法です。これは、鍛えられますよ。
簡単なことですが、日記を書きましょう。
で、日付だかなんだかで他にまとめてある知識と紐付けておく。
そうすることによって
どのような思いでそのアイディアを思いついたのか。
どの資料によりその知識を得たのか。
どのような場面での利用を思い描いていたのか。
色々な事を思い出すことができます。
日記自体は知識などのまとめ方とは違うかもしれません。
しかし、他のどのようなまとめ方にをするとしても必ず役にたつかと思います。
日記を読み返すことにより今回の出版、今後の出版のヒントになるかと思いますよ。
また、どのように文章を書けば相手に伝わるのか、自身が読者のつもりで読むことにより文章の伝え方の勉強にもなるのではないでしょうか。
あと、データとして残すのもいいかもしれませんが、大きめの手帳を買ってみるのも面白いですよ。
自費出版は大変だと思いますけど頑張ってください。
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ゐお ●1000ポイント ベストアンサー |
このメルマガが参考になるかも。バックナンバーを最初から読んでみてください。
http://archive.mag2.com/0000281066/index.html
まずは、自分のアイデアを紙などにかいて、重要なところをまとめて下書きを書いてみたらどうでしょう。