まず、「断層」の定義を明らかにしておきます。
したがって、すべての「断層」が地震に関係するわけではありません。
地震の際に地表に現れる断層をとくに「地表地震断層」と呼びます。
これは、地表の軟らかい部分で動いて出来たものなので、かならずしも地震の原因というわけではありません。
したがって、地震が起きても「地表地震断層」がズレないことは起こり得ます。
地震の原因となり、地震波を発生させている地下深部の断層を「震源断層」と呼びます。
では、地震が起きると必ず「震源断層」がズレるかというと、そういうわけではありません。
日本列島はプレートに乗って移動しているため、数千万年前に活動していたような「震源断層」や、その結果あらわれた「地表地震断層」は、現在はプレートの歪みから離れた地点にある場合があります。この場合、プレート由来の地震では、古い「震源断層」「地表地震断層」はズレないことになります。
ただ、最近数千年間に起きた地震なら、同じ「震源断層」「地表地震断層」がズレることになります。
詳しいことは以下の書籍をご覧ください。
>その影響で前の断層が動く、断層でなかったところは動かない」というのは本当なのでしょうか。
そういう論理でも作らないと、建設できないからという要素の方が強い。
動かないと
ほぼ動かないと
動かない傾向にあるとでは
全然違うことも多いが
都合よく、都合悪く、一緒にすることも可能なだけ。
http://www.hp1039.jishin.go.jp/danso/Tokyo2Afrm.htm
こちらが参考になるでしょうか?