高いか安いかだけでは 判断できません。
高い株は それ以上に値が上がらないと 損することになります。
安い株は さらに安くなる恐れがありますから。
買うのは 値上がりしそうな株です。
確実に値上がりするとわかるならば 安いほうがいいでしょう。
ま、どちらにせよ 値上がりする金額によって 儲けが決まりますからね。
(銘柄の価値は無視したとして)同じ1000円分の株式でも
・1株が1円で単元が1000株(以後Aとします)
・1株が1000円で単元が1株(以後Bとします)
の両者では株価の変動による営業度合いが異なります。
例えば株価が1円上がった場合、
Aの価値は2円*1000株=2000円
Bの価値は1001円*1=1001円
となります。
ですので、1株の価格が低いほど、ハイリスク・ハイリターン
になると言えるかと思います。
株価(株の単価)の高い株(高位株)と安い株(低位株)とでは、低位株の方が株価の変動が激しいことが知られています。
http://www.drnoxu.com/article/122432966.html
したがって一般論としては、低位株ほどリスクも大きいがリターンも大きいということになります。
おそらく当然の(当たり前の)答えを期待した質問ではないと思うので、独断と偏見でポイントで答えます。
高い株は、今がその会社のピークではないかという不利。
「ピーク」とは、株価のピークではなく、業績のピークです。
増資や株式分割があるという有利。
安い株は、倒産するのではないかという不利。
意外に簡単に倒産します。
倒産する又は吸収合併するおそれがなかったら、今が底ではないかとの有利。
「底」とは、業績ではなくて、株価です。
株の単価を考えるとき、1株あたりの単価だけではなく、売買単位(単元株式数)も同時に考える必要があります。
例えば、ヤフー(株)は1株あたり31,250円で売買単位が1株なので、31,250円で買えます。
一方、トヨタ自動車(株)は1株あたり4,165円とヤフーより安いですが、売買単位が100株なので、416,500円ないと買えません。(ミニ株を使えば1/10の値段で買えるという裏技もありますが...)
1単位買うための金額が低ければ参加する個人投資家(浮動株主)も多く、値動きも大きくなる場合があります。
逆に、1単位買うための金額が高すぎると、資金力の足りない個人が参加しにくくなります。同時に、企業等の大株主が安定的に株を持っていて、値動きが小さくなる場合があります。また参加者が少ないということは、適正な評価を受けにくいということも考えられます。これを嫌って、個人投資家の参加を促すために、単元株式数の変更や株式分割をする会社もあります。
もちろん個別の銘柄によって事情は千差万別ですから、1株あたりの単価や売買単位だけで 値動きの大きさが規定されるわけではありません。あくまで単なる傾向です。