東大にいくことだけが親孝行ではないとおもいます。
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東大に入れるのは0.3%。受験生1000人に3人です。1000人中997人は親不孝者でしょうか。そうではありません。むしろ1000人の中の3人が親孝行であるかどうかも、最終的にはわからないものなのです(エリートな大学に入ってエリートな仕事についたら仕事がいそがしすぎて結婚できず子孫も残せなかった、なんていう人もいっぱいいます)
勉強は登山のようなものです。一歩一歩、学校の勉強をがんばることです。
エスカレーターやケーブルカーはありません。自分の力で一歩一歩踏みしめなければなりません。
あなたの2回の失敗は、気づくための失敗だったのです。
まずは今日学校で解けなかった問題にとことんくいついてみてください。
そのとき記憶力(丸おぼえ)だけではなく、頭を思念上の論理の世界で体操させ、運動させ、論理を関連づけたりするかちっとはまる喜びを感じてください。
どうしても記憶(丸おぼえ)で一時的に処理するしかないようでしたら、
たぶん、今の勉強の方法が向いてないのだとおもいます。
勉強の方法はいろいろあります。↓を参考にしてください。
君は何になりたいのでしょうか?
特に決めていない?
で、東大に行くわけですか。
そうすると、明確な目標を持って東大に行こうとする人を、一人外すことになります。
それでも東大に行くのであれば、腹をくくらないと。
燃え尽き症候群って知ってますか?
今のあなたの目標はなんですか?
目標が東大合格だと、合格した後の人生はなくても構わないことになりませんか?
大学は食い扶持を稼ぐためのステップです。
企業に就職するにしろ、教育者になるにしろ、研究者になるのでも、門戸を開けるカギをもらうためです。
でも、基本的には大学卒業資格は必要な場合が多いと思いますが、東大卒業資格は必要ないのです。
今は、企業でもわざわざ東大卒を雇わなくてもいいんじゃないか?という気配もあります。
今の自分の位置を把握しよう。
東大模試で合格可能性が50%以下だとモチベーションが続かない、というのであれば、とりあえず合格できるのはどこ?と探してみるとか。
ほんとはこれをやりたいんだ!があれば、その目的に応じた学部・学科・教授のある(いる)大学を調べる。
身近なスケールに直す
何ことにも、大きな目標を掲げることは大事だけど、そこに至る道筋を見失うのは危険。
遠くに見える頂を目指しても、途中のクレバスを考慮しておかないと、装備が不足する。経験値が少ない、天候を見誤る。
ピークへアタックする日は決まっている。(逆算すると)
→ 来月はここまで行っている。
→ 来週はこうなってる。
→ 明日何する。
→ 今日やることは必然として、ここまで。
という逆算方法をお勧めします。
今のやり方で身につかないのは、背伸びをしている可能性が高いです。
「わかる」と「わからない」の境目を見極めること。
わからないときは、恥ずかしいと思わずに、「わかるところまで例題を戻る」
そこから、一歩一歩進んでいくしかない。
自分をごまかさない。でも自分を信じる。
あなたは現在「偏差値65ぐらいの自称進学校」に通っているのですね。
自称というのは、「世間では進学校と認められていない高校」という意味でしょうか?
しかし偏差値65なら、おそらく毎年国公立に2桁か3桁の合格者を輩出している高校でしょう。おそらく学校の体制も先生方の姿勢も授業も、すべては受験対応の高校であると想像します。
その学校で現在のあなたの位置は平均以下である。
これが何を意味するかわかりますか?
つまりあなたは、自分を客観的に見ることが出来ないということです。
偏差値65の高校において「平均以下」の立ち位置の生徒が、「東大目指して」塾に通っている。
あなたの高校で東大に入るには、最低でも学年の上位10パーセントに入らなければなりません。
東大に入っていく生徒は、決してその実力を塾のみで培ったのではありませんよ。
毎日の学校の授業を大切にし、小テストも常に満点を目指し、課題もきちんとこなし、復習を怠らず、定期考査に向けて最大限の努力をし、毎回の模擬テストに全力を尽くし、模試返却後はやり直しノートを作成して何度も何度も解けなかった問題に取り組んだのです。
その上でまだ余力のある生徒は大手予備校の東大コースに行くし、ついて行けない分野のある生徒はレベルの高い個人指導塾で補習的な指導を受けています。
厳しいことを言うようですが、自分を客観的に冷静に見ることが必要です。
あなたに必要なのは「謙虚さ」だと思います。
学校の授業、小テスト、定期テスト、模擬テストを大切にする。
謙虚な気持ちで、面倒がらずに、いま目の前にある課題に誠実に向き合って下さい。
東大に憧れ参考書をそろえ塾に通うだけでは駄目です。
スノボに憧れた少年が、高価なウエアやグッズをいくら揃えても、1万回映像を視聴してスノボの技術を学んだとしても、決して滑れるようにはなりません。
自分で雪山に出かけて、山頂に上って、繰り返し繰り返し転んで汗を流して滑り降り、何度もフォームの研究をして身体に覚え込ませてみて、初めて少しずつ滑れるようになるのです。
勉強も同じです。
グッズを揃えて、学校や塾や自室の机に向かっているだけでは伸びません。
こつこつと
地道に
誠実に
目の前のやるべき課題に
丁寧に取り組む。
毎日毎日その繰り返しですが、いつかは実力になります。
自信をもって努力してください。
健闘をお祈りします。
有名大学にいくことが幸せであり親孝行とはかぎりませんよ。
社会をみてください。世間に知れ渡ってない中小企業や自営業でも人々は幸せ
に暮らしてます。
大学選びも同じだと思います