【北京ダック】の元祖は【南京ダック】。
有名か・・・(´・ω・`)ショボーン
魚香肉絲の魚香とは材料が魚肉ではなく調味料の魚香醤から来た名前。
麻辣(マーラー)の麻は舌を痺れさせ(麻痺)る花椒(中国の山椒)、辣は唐辛子の辛さ。日本の四川料理は概して花椒が足りないね。
上海の北京ダックは皮だけ食べる。北京の北京ダックは肉も食べる。
南方の水餃子はスープに沈んだ餃子。北方の水餃子は茹でて皿に乗せた餃子。
醤油も酢も何も付けないで食ってうまいのが普通の水餃子。日本では中国製の冷凍の安い海老餃子が最も標準に近い。王将の冷凍餃子は蟹クリームみたいな味を付けてるようだがちょっとおかしいんじゃないか?
台湾の昔の年寄りには牛をぜったい食わないという人がわりと居た。30年前かな。今はあまり居ないだろう。沖縄の古典的郷土料理も牛肉がない。
「四足のもので食べないのは机。飛ぶもので食べないのは飛行機」とは一般の中国人から見た広東人の食生活。広東では夏は猫スープが健康に良いそうだ。
「拉」(ラー:手で伸ばす)してあるのが本来の拉麺(ラーメン)。包丁で切ってある日本のラーメンは拉麺とは言わない。
「料理」という言葉は日本製だが現地でも通じる。ちなみに現地では「?菜」。川菜とは四川料理。
現地で食うとわりとよく入っている香菜別名コリアンダー。標準的日本人の鼻と舌には合わない。好きになると猛烈に好きになるらしいね。日本でも生産している。
豆苗(どうみゃお)は最近どこでも売ってるようになったがニンニクと塩だけで炒めるとすげえうまいよ。切った根を水に漬けておくともう一度生えてきて2度食える。
中国語で「君の豆腐を食べたい」とは君の乳を揉みたいという意味だ。
北京の四川料理屋でも舌が切れるような猛烈に辛い店と日本で売ってるキムチ程度の辛さの店があるが、中国式の辛さを日本で出そうとすると唐辛子を100%にしてもまだ辛さが足りない。唐辛子の品種が違うんだそうだよ。
中国人でも辛いものを食べられないという人がわりと居る。南方人に多い。
多くの中国人がどうしてもまずくて食えないという日本の中華料理はラーメンと肉まん。ラーメンのほうは日本のがうまいという人も少数だが居る。日本の肉まんがうまいという中国人には会ったことがない。逆に日本人にとっても現地の牛肉麺、馒头、焼きそばはうまくない。台湾の牛肉麺はまあまあうまかったかな。北京人がうまいというものはだいたい合わないね。
店の名前としての中国料理と中華料理。日本式中国料理が中華料理で、中国式中国料理が中国料理と言っている場合が多い。