減価償却を行う際におきましては資産の種類ごとに法定耐用年数が財務省の省令で定められております。
・車両及び運搬具
・運送事業用、貸自動車業用又は自動車教習所用の車両及び運搬具(前掲のものを除く。)
・自動車(二輪又は三輪自動車を含み、乗合自動車を除く。)
・その他のもの
・大型乗用車(総排気量が三リットル以上のものをいう。)
・その他のもの ?? 四年
つまり経費として計上できるのは四年まででございます。
実際には四年を超えても運送には十分耐えられるものだと存じますが税金面も含め経理上の理由で四年で退役させるものだと思われます。
もうひとつの考察はいわゆる「償却ドライバー」というものでございます。
大手運送業者では中小業者に下請けに出しておりますが中小業者では車両だけではなく運転手にかかるコストなども含めて資産(経費)とみなす形態がございます。
その場合ではトラックの退役はドライバーの裁量に委ねられるわけでございますが車両としての資産価値は前述の法定耐用年数で計算するわけでございますから新規車両を購入する資金が準備できないなどの消極的な理由がなければ四年で更新するものと思われます。
大手では労働時間超過の管理がほとんどできませんので償却制は採用されていないと存じます。
大手ではありませんが、知り合いからは60万Km(約3年)と聞いていました。
それ以上になると整備費用が嵩むので、新車に買い換えるということです。
こちらの質問の回答を見ると、色々のようでした。参考にしてください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12188547
これが楽しい記事ですね。
http://www.car-kounyuu.com/column/track-mileage-longevity/
あと、不況なのか、性能アップなのか、寿命はどんどん伸びていますね。
http://www.jta.or.jp/coho/hayawakari/14.sonota.html