社会人で、趣味でピアノをやっています。私はこんな感じです。
- 練習を「おおごと」にしない: 練習を始める時に準備が必要だったり、まとまった時間をとらないとだめ、とか決めていると、「今は気持ちに余裕がないからちょっと億劫だな…」などとなりがちです。数分?15分程度でできる定型メニューをいくつか決めておいて、ほんのちょっとした隙間時間、例えばご飯が炊けるまで、などの時にちょろっと触るようにします。
- 片付けないと弾けない、とかいう状態だと億劫になるので、楽器はいつでもすぐに触れる状態にしときます。以前、PC机から椅子を回すと電子ピアノに触れるって配置にした時はものすごくはかどりました。
- やる内容をあらかじめ決めておく(スケールとアルペジオ、とか、この曲集から3曲を間違えないようにさらう、等)のがポイントで、(1)気持ちの上で、やった、という区切りがつけられる (2)同じメニューを継続してやっていると進歩が自分でわかる、(3)短時間に集中してできるので効率が良い、等のメリットがあります。
- 楽器に{触ってない|触れない}時間に曲のことを考える: 通勤時間とかに、曲を頭の中で再生しながら、「ここはこう弾いたらどうかな」「ここでいつもつっかえるんだよな」等と考えておきます。そうすると「よし、次に時間が出来たらこれをしよう」など具体的なアイディアが出てくるのでモチベーションになります。
- 録音しておいて、空き時間に聴くというのも効果的です。客観的に何ができてないかがわかって、次の練習ではこうしてみよう、となります。
- 長期的な目標として、人に聴いてもらう:レッスンを受ける、録音/録画したものをネットにアップロードする、同好会の発表会に参加する、等。ハードルがやや高いですが、少しでもフィードバックがあると励みになるものです。
練習のために練習するんでなく、「具体的にこういう課題を解決したい」っていうところまでイメージできてから練習するといいですよ。