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だわかき ●200ポイント ベストアンサー |
「SkypeはP2Pの技術を使用しておりセッション数を食うため」というのは間違いです。
ISP(Internet Service Provider)によっては、転送量(トラフィック量)が常時大きく、伝送路に負荷をかけるP2Pソフト(WinnyやBitTorrentなど)を禁止しているとことがあります。つまり、「セッション数ではなく帯域を占有するため」P2Pを制限しているというのが正しい理由です。
各ISPの制限状況は下記サイトをご覧下さい。Skypeの占有度はそれほど高くありませんが、下記のようにP2Pの一員として制限しているISPがあります。
http://isp.oshietekun.net/
マンションが備え付けで提供しているネット回線は、共有型の光回線やCATVであることが多く、マンション全体で回線を共有するため、他の利用者が多い時間帯には回線速度が上がりにくいという欠点があります。
もし可能であれば、自前で回線を敷設(契約)することをお勧めします。
「SkypeはP2Pの技術を使用しておりセッション数を食うため、ご利用を控えいただくようお願いしております」
とのことですが、セッション数と言うより帯域やトラフィックの方が問題だと思います。
そもそも、マンションで共有しているわけですから、貴方以外の部屋からも利用している方が居ればそれだけセッションを消費しています。
どれぐらいの部屋数を共有しているのかは不明ですが、あまりに実用的に利用できないのであれば、お住まいのマンションの管理会社に相談した方が良いと思います。
マンションには賃貸マンションと、分譲マンションがあります。
事業として家賃収入を得るために賃貸マンションを運用している会社の場合、その運用会社がネット事業者とどのようなネット契約を結ぶかは賃貸マンション運用会社の勝手です。そのネット契約の内容が、賃貸者に対する広告と違っている場合や、賃貸者との契約や説明と話が違う場合には消費者センターに相談してださい。
分譲マンションは、オーナーが所有する不動産です。マンションには個別に所有する部分と、共有部分とがあります。ネットの設備は共有部分にあたります。共有部分は全部のオーナーが構成するオーナー組合のものです。オーナー組合が管理会社に委託している場合もあります。ネット事業者とどのようなネット契約を結ぶかはオーナー組合の勝手です。オーナー組合に規定された人数の同意があれば契約を変更できます。
いずれにしても、賃貸マンションの運用会社か、分譲マンションのオーナー組合がどのような契約をネット事業者と締結しようと勝手なので、ネット事業者に文句を言っても始まりません。賃貸マンションの場合は運用会社か消費者センター、分譲マンションの場合はオーナー組合で相談してください。安いネット契約にして利益を上げたい賃貸マンション経営会社もあるでしょう。分譲マンションの所有者が、テレビしか見ない、ネットは使わない人が多ければ、安いネット契約にして管理費を低く抑えたいと考えるかもしれません。そういう場合は、LTEやWiMaxも検討しなければいけないかもしれませんね。