言葉と言うのは個人的認識、いわゆる『主観』によるものが大きいかと思いますので、これ以下はあくまでも私の思いということでお話をさせていただきます。
『技術力』というのは凡そモノづくりの現場に対して与えられる単語のように思えます。
例えば金属加工においてその精度が『コンマ○×ミクロン』である、とか、そういう感じで。そしてその評価は個人ではなく企業や工場、または国家に与えられるものではないでしょうか? 松浦機械製作所の技術力、とか、スイスの精密機械工作技術力、とか。
では、個人に与えられる『技術力』に類する言葉はないのか?
どうもそれは『技能』や『スキル』という単語ではないか、と思えます。
上記の例、金属加工の精度を出せる職工さんは『技能』をお持ちだと思うんですね。で、事務員さんはPC操作の『スキル』を持っている。営業マンも顧客のニーズを掘り起こす卓越した会話『スキル』があるとか評価されるんじゃないかと。
で、ここまで書いてて思い当たったのは配送のドライバーさんは運転『技術』を持っているんですけれども、やっぱりこれは技術力を持っているというより、『テクニック』があるといわれるのかなぁ、と。
そんな感じで、私は『技術力』とは国家や企業、工場と言ったある程度の規模を持った集団に与えられる言葉で、個人に対しては『技能』とか『スキル』、『テクニック』という言葉が与えられるように思えます。
ただ、まぁ、
こういうのもあるんで、正直なーんともではありますが(^^;