チェルノブイリ事故後、ウクライナに社会を危機にさらすレベルの健康被害が発生したかというとそのようなことはなく、福島もそう違わない経過を辿りそうに思います。
すなわち、福島事故の影響は健康医療面ではなく、経済社会面のものになるかと思われます。
中短期的な影響として、日本の原子力発電が衰退するのは間違いのないことです。福島の惨状(事故被害そのものもありますし、被害者はまともに救済されず、近隣住民は差別の対象となり…)を見せられれば、新たな原子炉を受け入れる土地があるとはもう考えられず、いまある炉が寿命で閉じられていくばかりとなりますから。
そしてこのことは、長期的にはあまり影響がないと考えます。
なぜってそもそも、ウランは枯渇が近い資源で原子力発電はもう先がないのだから。どうせ衰退するしかないのです。
というわけで、日本の将来を考えるのに福島事故のことはあまり大きな要素ではないんではとお伝えしておきます。
原子力発電にはトリウム炉という選択肢があるから、まだまだ長続きしますが、とりあえずは日本の成長はストップするでしょう。
原発云々よりも少子高齢化で人口が減り続けているのが痛い。
みなさんの世代では可処分所得が減って、つまりみんなもっと貧乏になり、所得格差も大きくなると予想されます。
経済の規模が縮小すると予想されるからです。
こういった時代では、やらなければならないことはありません。
頑張るべきだとか、必死になってとか、全然見当違いです。
やらない方が良いこと、それは「○○しなければならない。」と考えてしまうことです。
「Must Be」の思考法って言うんですけどね、そういう考え方は無理を重ねて自分で自分を追い込む原因になる。
日本人は真面目だから、そういう考え方で落ち込んでいく人が多い。
常に選択肢を広く考え「頑張りすぎないこと」があなたを自身を助けあなたの周りの人に不幸を分け与えないで済む結果を生むでしょう。
404 Blog Not Found:少子化対策にあたって0番目に直視すべき現実
不謹慎な比較かもしれませんが、震災でなくなったかたより、これから少子化で減る人数のほうが多いです。東北地方の人口の3倍が日本から自然な寿命でいなくなります。
病人は急増しません。というか、わたしたちおじさんおばさんが生まれたころ外国が核実験をしていたほうが実は放射能がひどかったのです(セシウム死の灰などといわれました)、わたしたちの世代にアレルギーが多いのはそういうことなのかもしれませんが、逆にいえばその程度(放射能なのか杉の植林なのか誰にもわからない程度)です。
気にせずお気楽に生きて下さい。そしてできれば就職して結婚して子供を育ててみて下さい。楽しいです。
そのためにも就職のことはいまから気にしておいてください。大学にいってください。パソコンが苦手な人か、人付き合いが苦手な人、片方ならまだいいですが、両方苦手などといっているとにっちもさっちもいかなくなります。
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パパトモ ベストアンサー |
これらの事象は原発問題とは別に存在していくことになると思います。
原発問題に関して言えば、日本で行うべき事は発電する事ではなく、いかに安全に核廃棄物を処理できるかにあると思います。核廃棄物を安全に処理できるような技術が確保できれば、発電よりも世界的に歓迎されるだけでなく、その技術は発電以上に多くの利益を得ることに繫がります。
今の原発は将来の技術革新に頼っている状態で、いわば見込み発車してしまったようなものです。今の大人が、今の生活を楽にするために、未来を犠牲にしているのは、非常に恥ずかしいことだと思います。
それと原子力に関連した政府の予算をもっと省エネに振り向けられると、未来に希望が持てると思います。例えば家庭用ソーラーパネル設置の助成に使えば、使用電力量も減ると思います。が、こうした簡単なことが今出来ないのは、電力会社の利益を国家的に守る風潮があるからなのだと思っています。
今の政治に関わる大人たちが残念なのは、長期的展望に立って、日本が世界的に重要な国でありつづけることを考えていないことです。中期的短期的な経済の復興などに、一般の注目が集まるため、選挙でアピールし易い中期的短期的な経済に関しての政策がメインになってしまう悲しい状況です。
話がそれてしまいましたが、原子力関連で将来的に必要だと思える技術は・・・
・・・ではないかと思います。
その他には、今の経済や政治は人口が増える事を前提に動いていますが、人口が減る事を前提に経済や政治が行われるようにしないと未来はありません。人口が減るのは決して憂うべきことでは無いはずです。人口が減って良い時代だ、年寄りが増えて良かったと思える未来を思い描く事が重要だと思います。