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holoholobird ●130ポイント ベストアンサー |
NC工作機械は演算制御部と駆動部の2つの機械の集合です。
演算制御部と駆動部は別々に作られて、最後に連動するようにします。
故障したときも、演算制御部が故障したのならそちらを、駆動部が故障したのならあちらを、という風に別の部署がわけて修理を行います。
つまり、機械を連動しない……すこしでも連動する箇所を少なくすることで、
・故障時の修理や日頃のメンテナンスがしやすくなる
・電源を統合するような手間をかけずに少しでもコストを下げる
のが目的です。
サイト上に直接的な表現は書かれていませんが、物を工作する機械なので人がゲガをしないような構造になっていると思います
つまり連動させると間違ってボタンを押した時に急に動かないような設計にしているのではないでしょうか
http://www.tech.kitami-it.ac.jp/IMCER/sub3.html
•誤動作を避けるため、電源や制御盤のオンオフの順序を間違えないよう慎重に操作を行う。また、ティーチングボックスや制御盤のボタンやスイッチ類にはむやみに触れない。
たとえばパソコンも、操作盤(PC本体)と機械(デバイス)の電源は分かれています。
家電製品も、操作盤(リモコン)と機械(家電本体)の電源は分かれています。(リモコンで電源OFFにしても、家電本体の主電源はONのままです。)
操作盤で機械の主電源をON/OFFできるようにするためには、インターフェースに電源ラインを加えなければなりません。しかし機械は大電力を消費するので、インターフェースが太くなり取り回しが面倒になるし、電源ラインを延長することは短絡や発熱、電力消耗などのデメリットがあります。
操作信号ラインだけなら、それほど太くならず、取り回しが簡単で安全です。家電のリモコンのようにワイヤレス操作することも可能になります。
みなさんの回答を見て、やはり、安全性、保全性、コストなどの点で
電源を分ける意味がわかりました。ありがとうございました。