長期と短期 ? 平時の勇将、非常時の知将 ?
高校野球では、春秋の甲子園出場に向けて年2回の勝機があります。
個々の選手にとっては、3年間の高校生活ですが、数十倍の補欠から
ベストメンバーが選ばれて結集するのは、3年に一度の確率です。
その中で、エース、四番打者、キャプテン、マネージャー、監督など
のリーダーシップが試されるので、個人的なキャラクターだけで能力を
判定するのは、きわめて軽薄であり、乱暴です。
リーダーの資質には、短期の集中力にすぐれた者と、長期の大局観を
そなえた者が必要で、互選投票などで安直に選ばれた者が、適任である
可能性はきわめて疑わしいはずです。
つぎの実例は、ウルグァイの大学ラグビー・チームが、アンデス山中
から生還するまでの70日間を活写しています。集団の不信感と信頼感
が交錯して、究極のリーダーシップが浮びあがるノンフィクションです。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4102188010
── リード/永井 淳・訳《生存者 19820325-19860525 新潮文庫》
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10128/
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…… 十六名の生存者は、下記の二十九人の死者とともに(搭乗員5、
ラグビー選手16、一般乗客24、計四十五名)1972年10月13日金曜日
15時30分ごろ墜落、七十一日後に救出された。
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http://q.hatena.ne.jp/1221159559#c130347 (20080913)
直視すべき三冊 ? 生きた、病んだ、死んだ ?
http://q.hatena.ne.jp/1233698655#a893087 (20090204)
共食いの数学 ? そして誰もいなくなった ?(20130603)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12108228397
70日間に29人を食べつくした16人は、あと何日で絶滅するか?
チームスポーツの場合に限定されるようなので、結果が出たかどうかが大きな分かれ目になります。ビジネスより結果はシビアなので、次のように考えます。
2のメンバについて、2つに分類します。
2で結果が出ているメンバは1よりリーダー向きですが(ただし序盤から投入すると他メンバーが疲憊する恐れあり)、2で結果が出ておらず、かつレポートで局面分析ができないようなメンバは外すしかないでしょう。
1.のようにいくら正しくても現実に問題を解決しなければ意味がありません
評論家やガイドのように知識だけあってもリーダーにはなれません
なので2.が向いていますがリーダー頑張り過ぎると「頑張っているのはスゴい」という印象を与え、スゴい人の方針に異議を唱えてはいけないという空気を作ってしまいます
よくあるのは2.で結果を出すため頑張り過ぎるとリーダーが常に正しいと思わせるケースが多いということです
参照リンク
http://nolovenoteam.com/leader-qualification-1316.html
個人的な意見になってしまいますが、
通常は1のほうがチームリーダとして向いていると思います。
ですが、リーダーではなくそのチームのメンバーによっては、2のほうが、いい場合というのもあるのではないかと、思いました。
というのも1は、慎重派_2は、博打打タイプかなと個人的に思いました。
チームメイトが行動的な人たちなら、1のリーダ
慎重派が多いチームなら、2のリーダがむいてるんじゃないかなと思います。