40代のおばさんです｡自分の人生経験からお話します｡

1)大切な人との別れが多くなる｡
2)受験など､人生にとって大事な節目節目で､失敗したりすることもある｡
3)嫌な事でも引き受けなければならない時もある｡
4)多くの人と接するようになると､良い人もいるけれど､悪い人に出会う確率も多くなる｡
5)上記の経験から､精神的な疲れがたまっていく｡

10代の頃は｢大人になれば､もう少し色々な事が出来るのに｣と思ったものでしたが､いざ大人になれば､｢義務や責任｣､｢生活のための安定した収入｣などが重荷になってきました｡
また､自分は高校生の時に父親を病気で亡くしています｡それもまた､ｼｮｯｸでした｡母も30歳頃に病気で亡くなり､｢両親大好き｣な自分には辛い事でした｡

しかし……例えば､10回の出来事の中で､7回辛い事があっても3回のちょっとした良い事で､かなりｺｺﾛが暖かくなることもあります｡

今､自分は病気を抱えながら､静かに暮らしていますが､それでも生きているのは｢ちょっとした良い事｣を日々見つけようと努力しているからです｡

自分は猫が好きですが､ｱﾊﾟｰﾄに暮らしているのでﾍﾟｯﾄは禁止です｡そんなわけで､買い物に出かけたりするとき､野良猫とかがのんびｰり､塀の上を散歩したりしてるのをみると､｢ねこ?♪｣とうれしくなります｡
で､買い物に行ったｽｰﾊﾟｰで好物のﾊﾟｲﾅｯﾌﾟﾙが安売りだったりすると､｢おおぅ､安売り！｣と､これまたうれしくなります｡

こｰんなﾁｯﾎﾟｹなことでも､つもりつもれば､ｺｺﾛをあたたかｰくさせてくれます｡

生きる事は辛いです｡これは否定しません｡
でも､小さな幸せを数える幸せ｡それが､日々生きる上で支えになる事も忘れないでと思います｡

生きてるからです