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疑問点は、骨髄移植で遺伝子治療する、とはどういう仕組みと理解すればよいかの件です。 25年7月7日夜のNHKスペシャル「あなたは未来をどこまで知りたいですか ?運命の遺伝子?」では、骨髄移植の話があったようですね。DNA配列で異常があった男の子(腸の免疫の仕組に関係する遺伝子で異常あり)を治療するのに、健全な遺伝子配列の骨髄を移植して治ったと言ってました。でも、それによって、体の何億という細胞のひとつひとつに含まれる遺伝子配列は正しく直ったとは考えにくいです。「男の子の体細胞のほぼ全部は、不適切な配列の遺伝子を含んだままで、しかし、そのことは、腸の免疫が正常化するのには関係ないということ。その前提で、どこかキーの部分の細胞の遺伝子配列だけが適正化された」でしょうか。または、「体の細胞は一定期間ですべて置き換わるので、男の子の体細胞は、正常な遺伝子のものに置き換わったということ」でしょうか。いまいちよくわからないです。

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

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1 ● 匿名回答1号

体細胞すべての遺伝子が置き換わるということはありませんが、免疫系の細胞は骨髄移植の第一段階ですべて殺され、移植後に移植骨髄から新しく再生されます。

ですがから遺伝的な免疫異常に関しては骨髄移植により問題のある遺伝子を持った細胞をすべて置き換えられることになります。


匿名質問者さんのコメント
有難うございました。 免疫系の細胞たちは、他の細胞たちとは、別のような感じなのですね。 免疫系の細胞たちのなかで、 骨髄というのは、免疫系の細胞たちの統括役(親玉)みたいなものなのかな、と感じました。 同時に、気になりましたのは、体の骨髄とは、からだにあるそれぞれの骨に存在すると思うのですが、頭蓋骨、手の指の骨、背骨ひとつずつなど、どうしたんだろうと思いました。正しい配列のものがひとつでも入ると、それが優勢になって、正しくない配列のものを駆逐してしまうのかなと思いました。 でも、免疫系細胞が入れ替わるだけで、他の細胞は入れ替わるわけではない、という点がわかり、有難うございました。

2 ● 匿名回答2号

骨髄を移植すると血液型までも変わってしまいます。当然移植される側は拒否反応を起こしますので、骨髄移植の前には白血球などを死滅させたうえで無菌室で移植を待つことになります。


匿名質問者さんのコメント
拒否反応とは、いわゆる拒絶反応ですね。 移植された骨髄が、ヨソ者として、白血球に攻撃されてしまい、移植がうまくいかなくなるから、 いったん、既存の白血球を死滅させて・・・・ということだと理解しました。 そうやって移植が成功すれば、 こんどは、移植された骨髄の息のかかった白血球が、あらたに生まれてきて、 ・・・という具合なのかな、 と思いました。 しかし、そうすると、移植された骨髄の息のかかった白血球は、既存の他の体細胞を攻撃し始めるような気がしてしまいました。

3 ● 匿名回答3号

現在の遺伝子治療は正常な、すなわちキズのついていない遺伝子を細胞に導入して、その導入された遺伝子より正常なタンパク質をつくらせて病気を治療しようというものです。
ではどの細胞にいれたらよいのでしょうか?本当は全身の細胞全て(約60兆ある)に遺伝子を入れられれば好いのですが生まれてしまったあと全ての細胞に遺伝子を入れるのは現在の技術では困難です。そこである一部の細胞に正常遺伝子を入れることによって病気の症状が良くなる、そのような細胞が遺伝子を入れる細胞の第一候補です。
http://www32.ocn.ne.jp/~megapon/iden/idensi1.files/idensi1.htm

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