黄色ブドウ球菌は鼻の中に常在しているらしく、大量に増殖(腐敗)し黄バナが出る場合もありますが、風邪を引いて黄バナがでた時、ワキガ臭がするという話は聞いたことがありませんよね?ですから黄色ブドウ球菌だけがワキガの原因ではないようです。
詳しくは下記のページに、ワキガ臭発生のメカニズムというのが書かれています。
http://iutqymhi.com/wakiga_genin.html
要約しますと、アポクリン汗腺の汗はもともと無臭で、脂肪、タンパク質を含んでいます。この脂肪・タンパク質が常在菌(黄色ブドウ球菌含む)により分解され腐敗臭を発するとのことです。
更に皮脂腺から出る皮脂が加わり特有の臭いとなり、その他の汗と共に脇毛や脇全体に広がり臭いが分散されるようです。
そうであるならば、脂肪・タンパク質の食材と脇毛、皮脂などを混ぜて培養すると、同じ臭いが発生するかもしれませんね。