1リットルに6g位を溶かして使いました。
もちろんゴム手袋に作業用ゴーグル(コーナンプロで198円でした)着用です。
刷毛で柱に何度か塗ると茶色の色が出てきて拭いても拭いても汚い色が解け出てきました。
薄茶色になったところでクエン酸の薄めたもので中和して、もう2回ほど拭いて仕上げました。
手間的には 重曹やセスキ炭酸を使ったのと変わりませんでしたが、強くこすらなくても汚れが取れた分苛性ソーダを使ったほうが楽でした。
しかし「慣れて気楽に使ってはあぶないな?。」と思いました。刷毛の苛性ソーダ水が跳ね飛んだり、上の作業をするときは液がこぼれやすいのでかなり丁寧に作業しました。
疲れて扱いが雑になったとき事故が起こりそう!と思いました。・・・緊張して使ったから安全だったのだと肝に銘じています。
http://okwave.jp/qa/q8005371.html
使用する薬品は苛性ソーダ・シュウ酸・または硫酸を使います。
木部の汚れを取るのに応じた濃度に苛性ソーダ(あく)を合わせ、まず洗う部分を水ボウキで十分に水洗いしてから、苛性ソーダを、ボンテン(あくひき)で洗う部分に数回(汚れが取れるまで)力を抜いてまんべんなくひきその後、柔らかいタワシで軽くこすります。
汚れが取れたなら、あくをひいた部分を水ホウキを使って水でゆすぎ、その後、雑巾で軽く拭きます。
まず最初に大切な事は汚れを取るのに適した濃度の薬を作る(合わせる)事なのですが、これは「木部の汚れを取るのに必要な最低限の濃度に合わせる」ということです。
その次に大事な事はあくをひいて濡れている状態で「汚れが取れているか、いないか?」を「見抜く目」を持つことです。
これが解らないと汚れが取れているのに何回もあくをひく事になり、それは木部に余計なあくを浸透させることになってしまい、これは結果的に木部を傷める原因になりますし、また、十分にひけてないと当然のごとく汚れは取れきれません。
この「見抜く目」ですが、これはやはりいろいろな汚れの濡れ色やまた木部のヨリ・ヤセの部分の濡れ色との違いなどと多くの現場で経験してこなくては養われないと思います。
次にあく(苛性ソーダ)をひいた事によってアルカリ性になった木部を中和させなくてはなりません。
そのために同じ濃度の酸性のもの(シュウ酸を溶かした液)をひいて中和させます。
この中和させる時に使うホウキを「ぬきボウキ」と呼び、水ボウキよりも少し短い物を使います。
そして中和させた後、また水ボウキで十分ゆすぎ、雑巾で一度軽く拭き、もう一度雑巾で木部の目に沿って仕上げ拭きをします。ここで大切な事は同じ濃度の酸性でしっかりと中和させる事です。
地板や階段・縁小板などで松・トガ・欅などの堅木のあく洗いの場合、そこそこの濃度の苛性ソーダを使わないと汚れが取れないので、中和させる時にはシュウ酸だけでは酸性が弱いので硫酸を少し加え酸性濃度を強めて中和させます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya_papajp/1824403.html
道具・水ボウキ等