世の多くのアスペがそういう人生をおくるんですよね。「アスペである事が原因」だとすると親がどうしようがあんまり意味は無い気がしますというのが大前提です。
何しろ、ちょっとやってすぐ出来る、じゃあ続けなくても出来るに違いないっていうのはちょっと考えれば間違いだと判る事。よくも考えずにそういったメンタリティになっちゃう時点で、自分や他人を何かの枠にあてはめたがる現象が出てるのです。で、それは脳の作りがそうなんだから止められない。
だから、普通に考えたら、周りが何をどうしても無理。どう押し上げても、生き方が不器用なところは絶対に変わらない。
でも自分の子供だとしたら、そりゃ何とかしたいよね。
このタイプはとりあえず「自分は周りより凄い」と思ってるのが原因なんで、全然すごくないって事を分からせればいいのです。
とりあえず学校外の習い事の本気コースに入れさせる。どんな習い事かは、当然本人の資質とあったものにします。
英語塾、囲碁将棋、水泳、バレエ、スピードスケート等々、普通の大人でさえ勝てないような世界で生きてる子供なんていくらでもいます。
そういうの見せつけたら、どうなりますかね。
鼻っ柱を折られるか、興味ないか、魅せられるか。最後なら放っておけばいい。
前者なら、そりゃもう丁寧なケアが必要でしょうね。折られた方向をきちんと見定めて、次の体験を用意しておく。基本的に極端だから。pixiv10年記とか、努力すりゃ人は変わるっていうのを見せるとか、かな。
で、真ん中の「興味ない」が一番やっかい。
人は人、自分は自分。こういう人間は常に言い訳を持っているから、周りがどうやっても変わらない。すごいやつはすごいね。自分はでもそこそこすごいでいいよ。努力しなくてもそこそこいいんだから。と思ってる。
となると。
親として諦める。のが普通。
親として諦めないなら。いい加減な生き方じゃ生きられないような環境に放り込む等で、矯正するのが一番良さそうに思いますね。
何をどうやっても努力を否定するのだから、努力を強制する。努力さえすれば人間のグレードはあがる。成長した後、あんな所に入れやがってとさんざ憎まれるでしょうが、子供が成長する事と自分への愛をトレードという事です。
ただ。
そこまでしても成長しないかも知れません。何しろ脳の作りが(略)なので。ただそういう子は絶対に途中で悩みだすので、瞑想の本とかをそんな時期にちょっと分かりにくい場所なんだけど気が付きそうな場所に置いておく。
物心ついた後で瞑想を覚えれば、例え生き方が不器用であっても、大きな武器になる。ただ、それも無駄に終わるかも知れない。
基本的に親で子の本質は変わらないという事実を、最後は受け止めるしかない。
幾らでもありますよ。
例えば、間取りを家族の居住空間を通らずに子供部屋に入れないように配置する。つまり、自然に家族とのコミュニケーションを取れるようにする。
これをやらなかったのが神戸連続殺傷事件の少年Aの家族であり、コンクリート詰め殺人事件で被害者の監禁場所となったCの家族。
次に学校の成績が下がり始めた段階で授業に何故ついていけないのか、親としてしっかり分析し手を打つ。教えるために、子供が置いて行った教科書や参考書は全て目を通しておく。
一応親としてやってきたことです。お陰で第一志望は無理だったものの第二志望の国立大学の理学部には合格してくれました。
結果が良かった悪かった関係なく、
もしその子がその科目、課題などに努力していたら褒める。
たまに横について分からなそうな問題は分かりやすいように教える。
勉強もするけど、時々息抜きもさせるようにする。
強制的に勉強させはしません。勉強を楽しませるような感じで、興味をわかせることだと思います。
社会科だったら旅行行ったときに、調べてみようか とか、理科だったら、実験をしたり、楽しませる。
以外に、就職するときには、パソコンがいい時があるかもしれません。子供にたまに使わせてみたり、するのも。接客だったら、家でやるとかそういう工夫が必要。
楽しませ、自分の時間をなくさないようにする、勉強を自分の楽しい時間にできることが大切だと思います。