アメリカでは高校も含めて12年が義務教育です。公立高校は学費も無料です。本人がアメリカの市民権、永住権または有効なビザを持っていれば入学できます。未成年なので、アメリカ生まれの場合か、親が市民権、永住権または有効なビザを持っていて子女の市民権、永住権または有効なビザを申請して入手した場合です。
私立高校は学費がとても高いです。私立高校に子女をいかせる経済的余裕のない家庭の子女は公立高校に行きます。私立高校の方が設備も整っていて、生徒の学力も高いです。
私立高校には寮のある高校もありますが、公立高校には寮はないと思います。あるとしたらチャータースクールですが、公立高校は州の規則によって学区の生徒のために各学区が運営していますので、自宅からの通学が基本です。
アメリカの高校は義務教育ですが、成績が悪いと卒業できません。都市部の公立高校では半分程度の生徒しか卒業できない高校も多いです。一般論ですが、アジア人と白人は比較的卒業率が高く、黒人とヒスパニック系の卒業率は低いです。郊外の豊かな地区の公立高校の卒業率は高く、都市部の貧しい地区の卒業率は低いです。
アメリカの大学は、高校の成績がとびきり良くないと入学できません。日本で育った子女が、いきなりアメリカの高校に入学して、英語を母国語とする生徒の中でとびきり良い成績を取ってアメリカの大学に入学するのはとても大変です。しかし、がんばって実現できれば、早く英語生活に入るほど良いのは、質問者の方のおっしゃるとおりです。
英語の習得だけが目的ならば、がんばる価値はあります。アメリカの一流大学を卒業するのが目的ならば、日本の高校で良い成績を取って、共通試験で良い成績を取る方が可能性は高いと思います。大学を卒業後アメリカで働きたいのか、日本に帰国したいのかによっても考慮すべき内容は変わります。
日本人がアメリカの大学に入学する場合は、アメリカ生まれの場合か、親が市民権、永住権または有効なビザを持っていない場合でも、学生ビザを受給して留学できます。アメリカの高校から入る場合よりも大学から入る場合の方がビザの入手は簡単です。学力条件に海外留学生に特別枠を設けている大学も多く、アメリカの高校に編入した場合よりも一流大学に入りやすい場合が多いと思います。ほとんどの大学で留学生をサポートする補習クラスなどが完備しています。
アメリカでは高校卒業まで親元で暮らし、大学入学とともに家を出るのが通常です。大学には寮も完備しています。
アメリカの大学は猛勉強しないと4年では卒業できません。高い志を持って猛勉強した日本人留学生は、英語のハンディを持ちながらも4年で卒業します。日本で良い大学に入れなかったために親に言われて海外留学した日本人留学生は、結局卒業できません。
学生時代は多感な年頃ですが、そのなかでぶれずに猛勉強する本人の強い意志が何よりも必要です。
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匿名回答1号 ベストアンサー |
子供によるとしか言えません。合う合わないがあります。アメリカは機会の平等、結果の自己責任の国です。