先ず、登る前にはしごが正確に固定されていることを確認します。
充分な角度が無ければ上部が固定されていなければ危ない。
最下部が滑らないか床が凹まないかなど、普通とは違う移動方法なので、丁寧にチェックするべきです。
また、ハシゴ本体に大きな歪みや破損があると危険です。
分かっているつもりでも、危険なハシゴを使っている場合があります。
登る時の基本は足で身体を持ち上げ、手で身体を支えます。
丁寧に一歩一歩を意識して下さい。
固定されていないハシゴの場合は必ず前傾を保って登ります。
手よりも足下を意識すると上手く登れます。
http://www.hasegawa-kogyo.co.jp/support/manual/img/91122.pdf
こちらの5.はしごの登りかた・降りかたを見るのがいいと思います。
幅30cm以上、踏桟の間隔25?35cm、全長9mまでの丈夫で損傷腐食が無いはしごを使用し、はしごの上方を建物等に取り付ける、または他の労働者がはしごの下方を支える等の転移を防止する措置を行い、はしごの上部は目的の作業床から60cm以上上に突き出します。昇降は必ずひとりずつで説話「クモの糸」のように複数が同時にはしごに取り付くことはありません。昇降時に手に物を持つことは禁止で荷物はリュック等使うかまたはローブで別に引き上げます。手足のうちはしごから離れるのはいずれか1つだけ、常に手足の3つがはしごにつかまっているという三点支持で昇降します。安全ブロックの使用は推奨されますが移動はしごを使うような現場では難しいでしょう。
http://www.bb.soma.or.jp/~sk-masa/anzenburokku.html
はしごの昇降に安全帯を使う人がいるそうですが、本人の自由とはいえ筋の通った情報源では推奨されてはいないと思います。はしごの使用目的は移動のみで、はしご上での作業はできません。作業をするには脚立あるいは足場が必要です。脚立作業は禁止の現場も多いです。このようなルールは大部分が労働安全衛生法から来ています。