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【謎解き・歌詞ナポリタン・極寒の平日】

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

僕の爪は黒く汚れ
くすんで地味なスーツ姿
いつもの退屈な平日の午後

どこまでも僕はひとりぼっち
「どこかに消えよう」と足を伸ばし
靴を履いて歩きだす

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

大人の僕は仕事をしてても
退屈すぎて心の渇きが癒せない
また少し心が醜く汚れていく

僕は好きでもない商品を売って
憂鬱な気分でずっと彼方の
見えないライバルを追いかけている

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

ディスコの中フロアに立って
くっきりとした光に包まれ
耳元で大音量がガンガン鳴ってる

導火線に水をぶっかけて
ずっと1人で黙っていたけど
人が嫌いだという事は伝わったらしい

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

雪が地面に降り積もっていく

小説風解答歓迎。回答欄は8月11日(日) 21:00-21:59にオープン。22:00以降に締切。その他の注意は下の「質問者から」に。

●質問者: lionfan2
●カテゴリ:ゲーム ネタ・ジョーク
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

質問者から

※類題【謎解き:ナポリタン】id:kuro-yo様作
http://q.hatena.ne.jp/1286111559

答えが分かった方も、コメント欄やtwitter、ブックマーク等でネタばれしないようにお願いします。

なお、このクイズの小説風の解答方法については、過去の問題も参考になると思います。


【リアルの謎解き・EAST END×YURIの「何それ」は何?】
http://q.hatena.ne.jp/1303017240

【謎解き・ツッコミ歌合戦・嘘はやめろよ!
http://q.hatena.ne.jp/1286732167

【謎解き:歌詞解釈クイズ】id:hacosato様作
http://q.hatena.ne.jp/1286380057

【謎解き・歌詞邪推クイズ・控えめな女性】id:Newswirl様作
http://q.hatena.ne.jp/1285338291

【謎解き・歌詞邪推クイズ・超ワガママな女性】
http://q.hatena.ne.jp/1284818866


1 ● MEI-ZA-YU
●500ポイント

「これは暗井陰樹君の歌ね。(← 勝手に名付けるな!)
あ、私は謎解きの楽野陽子と言います。
このクソ暑・・いやこの暑い真夏に、冬とか雪とか、
まるで北の哀愁漂う昭和の演歌みたい。
けど、これは絶対正反対で、実は“夏の歌”というのは過去類題を見るまでもないわね。
僕は“君”、地面に降りる雪は“空に上がる花火”のことね。きっと。
では他も反対にして、一気にいきますよ?♪」

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君は遠い夢の中の夏にいて
雪が地面に降り積もっていく → 打ち上げ花火が空に消えてった

僕の爪は黒く汚れ → 君の髪の香りははじけ
くすんで地味なスーツ姿 → まぶしすぎる浴衣姿
いつもの退屈な平日の午後 → 胸がさわぐお祭りの夜

どこまでも僕はひとりぼっち → 人ごみの中はぐれそう
「どこかに消えよう」と足を伸ばし → 「はなれないで」と出しかけた手
靴を履いて歩きだす → ポケットに入れて握りしめる

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

大人の僕は仕事をしてても → 子供のような君は金魚すくいをして
退屈すぎて心の渇きが癒せない → 夢中になって袖がねれている
また少し心が醜く汚れていく → 無邪気な横顔がとても可愛い

僕は好きでもない商品を売って → 君は好きな綿菓子を買って
憂鬱な気分でずっと彼方の → ご機嫌で少し向こうに
見えないライバルを追いかけている → 友だち見つけて離れて歩いた

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

ディスコの中フロアに立って → 神社の中の石段に座り
くっきりとした光に包まれ → ボヤーッとした闇の中で

耳元で大音量がガンガン鳴ってる → 遠くに少しざわめきが聞こえた

導火線に水をぶっかけて → 線香花火にマットをつけて
ずっと1人で黙っていたけど → 色んな事を話したけど

人が嫌いだという事は伝わったらしい → 好きだという事は言えなかった

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

雪が地面に降り積もっていく


で、正解は言うまでもなく、
Whiteberry の『夏祭り』ですね。(作詞:破矢ジンタ)

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65859

f:id:MEI-ZA-YU:20130811210053p:image:h300


lionfan2さんのコメント
id:MEI-ZA-YU様、回答ありがとうございます。 先日は<a href="http://q.hatena.ne.jp/1376059653#a1210552">すばらしい解答</a>、ありがとうございました。それでは正解発表まで、あとしばらくお待ちください。

lionfan2さんのコメント
id:MEI-ZA-YU様、最初かつ、もちろん正解の回答、ありがとうございます。どんなクイズでも、たいてい正解してしまうので、本当に驚きです。あんまりいつも鋭いので、ゲームセンターの店長の気分(「ゲームセンターにあるシューティング・ゲーム機が、一部の超上級者に合わせるため、どんどん設定が難しくなってしまう現象」)です。ときどきMEI-ZA-YU様に、「リーマン予想を証明してください」と人力検索はてなで質問したら、正解を答えてくれるのでは? とさえ思ってしまいます。ポイントはずまさせていただきます。

MEI-ZA-YUさんのコメント
高ポイントありがとうございます。 平成の曲に疎い私でも聞いたことがある曲でした (^_^; Jitterin' Jinn 忘れてました。

2 ● ハコサト
●450ポイント ベストアンサー

「解読できた? 私の黒歴詩」
「『僕は今まさに極寒の冬にいて…』ってやつでしょ。ぜんぜん分かんない。
てか黒歴詩って何?」
「私が中学ぐらいのときに書いてた詩だよ。これはそうねぇ、中1の夏の片思いの詩だわね」
「よく公開する気になったね」
「ここまでぶっ飛んでると、もはや恥ずかしくも何ともないわ」

* *

「それにしてもさ、夏の歌だったら色々つじつまが合わなくない?」

僕は今まさに極寒の冬にいて
雪が地面に降り積もっていく

「『極寒の冬』だの『雪』だの、季節感が正反対じゃん。今の時期にする話としては…あやしい…」
「じゃ、言葉をひっくり返してみればいいじゃない。『僕』の反対は?」
「『君』かなぁ…」
「『今まさに』の反対は?」
「『過去?だった』的な?」
「『極寒の冬』だと?」
「『真夏』だよねぇ」
「つまり、1行目を全部反対にすると、どうなる?」
「『君は、むかし真夏にいた』みたいな? 分かんないなぁ…」
「2行目の方がカンタンかも。2行目はどう?」
「『雪』の反対は…夏だから『雷』とか? で『地面』の反対は『空』。
『降り積もっていく』の反対は『上がって消えていく』…あっ!」
「分かった?」
「『空に消えてった打ち上げ花火』…!! Whiteberry『夏祭り』だ!!」
「ご名答♪ 続きはMEI-ZA-YUさんが書いてくださっているので、そちらをどうぞ」

* *

「でもさ、言葉の意味をひっくり返しても、思うほど変化ってないものなんだね」
「どういうこと?」
「言葉のひとつひとつをひっくり返していっても、文全体の構造は変わんないっていうか。
たとえばさ、3番のAメロあるじゃん?」

ディスコの中フロアに立って
くっきりとした光に包まれ
耳元で大音量がガンガン鳴ってる

「ちなみにこれに対応する『夏祭り』の歌詞は、こんな感じ」

神社の中 石段に座り
ボヤーッとした闇の中で
ざわめきが少し遠く聞こえた

「これってさ、まとめるとこんな感じになるよね。ほら、構造おなじ」

[ディスコ/神社]の中 [フロア/石段]に[立って/座って]
[くっきり/ボヤーッ]とした[光に包まれ/闇の中で]
[大音量/ざわめき]が[耳元で/少し遠く][鳴ってる/聞こえた]

「なんか私の思考が読まれてるみたいでフクザツな気持ちだけど、まぁ、そうね」
「最後の部分だけ語順が入れ替わってるけど、それでも基本のカタチは同じだよね♪(ドヤァ」
「ま、あえてカタチを変えたとこもあるけどね」

* *

ところでさ、私カタチ揃えるつもりだったのに、どうしても合わなかったとこがあるんだ。分かる?」
「えっ…? ど、どこだろ?」
「その次の連の、最後の行だよ。この詩でいちばんだいじなところ」

人が嫌いだという事は伝わったらしい

「ここんとこだよ」
「『夏祭り』だと…」

好きだって事が言えなかった

「こうなってるとこだね」
「私は『好き』を『嫌い』に書き換えるときに『人が嫌い』って風に『人が』を補わざるを得なかったの」
「補わないと、変だもんね。『嫌いだという事は伝わったらしい』だけだと、なんのことか分かんないね」
「でしょう? 『嫌い』を表すときには対象をはっきり言わないと伝わらないのに、
『好き』を表すときには単に好きって言うだけで“相手のことが好き”だって分かるの」
「なるほどね」
「つまり私たちが使ってる日本語は、『嫌い』よりも『好き』を伝えやすいようにできてるのよ」
「すごい。考えたことなかった」
「ねぇ」
「どうした?」
「好きだよ」
「だれを?」
「……」
「……」
「うっさい! とぼけるんじゃない!(ボコッ!ボコッ!)」
「わわわ! じょ、冗談だよ! 許してよ!!」


lionfan2さんのコメント
id:hacosato様、さすが、<a href="http://d.hatena.ne.jp/hacosato/">いつもJ-popを読んでいる</a>だけあって<a href="http://d.hatena.ne.jp/hacosato/20110905/natsumatsuri">外しません</a>ね。それではあと40分ほど、お待ちください。

lionfan2さんのコメント
id:hacosato様、素晴らしい。お見事な回答でした。正解というだけではなく、楽しい会話風の回答で、かつ、歌詞に関する鋭い分析もご披露いただき、ありがとうございます。ベストアンサーを差し上げます。今回の問題は、hacosato様の「5日と20日はJ-POPを読もう。」の「夏祭り」の回(http://d.hatena.ne.jp/hacosato/20110905/natsumatsuri)を読み返していて思いついたものでした。あと、「黒歴詩」という言葉が、googleで検索してみたらみんな使っていたので驚きました。

質問者から

????????謎解き・歌詞ナポリタン・極寒の平日・解答編????????

B美はあっさり答えた。
B美「1990年に発表されたJITTERIN'JINN(ジッタリン・ジン)、もしくは2000年にWhiteberryがカバーした、『夏祭り』の歌詞を逆にしたものね」

B美は歌詞の横に「夏祭り」の歌詞を書いていった。


極寒の平日 → 夏祭り

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君がいた夏は遠い夢の中
雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火

僕の爪は黒く汚れ → 君の髪の香りはじけた
くすんで地味なスーツ姿 → 浴衣姿がまぶしすぎて
いつもの退屈な平日の午後 → お祭りの夜は胸がさわいだよ

どこまでも僕はひとりぼっち → はぐれそうな人ごみの中
「どこかに消えよう」と足を伸ばし → 「はなれないで」出しかけた手を
靴を履いて歩きだす → ポケットに入れて握りしめていた

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君がいた夏は遠い夢の中
雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火

大人の僕は仕事をしてても → 子供みたい金魚すくいに
退屈すぎて心の渇きが癒せない → 夢中になって袖がぬれてる
また少し心が醜く汚れていく → 無邪気な横顔がとても可愛いくて

僕は好きでもない商品を売って → 君は好きな綿菓子買って
憂鬱な気分でずっと彼方の → ご機嫌だけど 少し向こうに
見えないライバルを追いかけている → 友だち見つけて 離れて歩いた

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君がいた夏は遠い夢の中
雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火

ディスコの中フロアに立って → 神社の中 石段に座り
くっきりとした光に包まれ → ボヤーッとした闇の中で
耳元で大音量がガンガン鳴ってる → ざわめきが少し遠く聞こえた

導火線に水をぶっかけて → 線香花火マッチをつけて
ずっと1人で黙っていたけど → 色んな事話たけれど
人が嫌いだという事は伝わったらしい → 好きだって事が言えなかった

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君がいた夏は遠い夢の中
雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火

僕は今まさに極寒の冬にいて → 君がいた夏は遠い夢の中
雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火

雪が地面に降り積もっていく → 空に消えてった打ち上げ花火


F吉とD菜は感心した。
F吉「いつもB美、ホントにすごいよな!」
D菜は知りたがった。
D菜「ねえ、いったいどうやって正解がわかるの?」

B美は恥ずかしそうに答えた。
B美「今回は少しズルさせてもらったの。出題者側の心理に立てば、『誰かにカバーされてヒットした曲は、いろんな世代の人が知ってるから、出題のネタにしやすい』でしょ? そんな曲、かなり限られるから」

??????謎解き・歌詞ナポリタン・極寒の平日・解答編・終わり??????


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