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建築基準通りに作られた家であれば、基本的には大地震の際でも、大丈夫ということでよろしいのでしょうか。
もちろん、何百年に一度のレベルまでくれば半壊するのか、改修せず住めるのかは別として、構造が壊れて2階が落ちてしまうということは無いと思っていいものなのでしょうか。(家具の下敷きになるなど、さまざまなことはあるのかもしれませんが)基本的にということで構いませんので、よろしくおねがいします。

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● 匿名回答1号

建築基準法ギリギリに建てると、耐震等級1になります。
耐震等級1はどのような強さかというと、

等級1:極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの)に対して倒壊、崩壊等しない程度

no title

であり、具体的には以下のとおりです。

極めて稀に発生する地震による力は、建築基準法施行令第88条第3項に定める力に相当するものであり、数百年に一度程度の頻度で起こる大きさの地震力を表します。同じ頻度で発生する地震の揺れの絶対的な強さは、地域により異なるために一概には言えませんが、例えば、東京を想定した場合、気象庁の震度階で震度6強から7程度(中低層の建物に作用する地震動の加速度で400cm/s2程度)に相当するということができます。これは、関東大震災において東京で発生したと推定される地震の揺れや阪神淡路大震災において神戸で観測された地震の揺れに相当します。

no title




ちなみに、wikipediaによると、

防災科学技術研究所:一関西観測点(岩手県一関市厳美町祭畤(げんびちょうまつるべ)):4022gal(全方向合成)、日本国内観測史上最大値[10]で、世界最大の加速度としてギネスブックの認定を受けた[11]。

岩手・宮城内陸地震 - Wikipedia

とあります。galは加速度の単位でcm/s^2と同じですから、単純に比較すると岩手宮城内陸地震は上記想定10倍の揺れの地域があったということになります。


匿名質問者さんのコメント
大変参考になります。ありがとうございました。

2 ● 匿名回答2号

建築基準法の大きな改正は何度か行われていますが、一つの大きな区切りが1981(昭和56)年6月1日施行の新耐震基準です。
1981(昭和56)年6月1日以前に建築許可の下りている家屋は心配になります。(建築開始は6月1日以降でも、建築許可が6月1日以前だと古い基準ということになります。)

最新の改正は2007(平成19)年6月20日施行の改正建築基準法になり、設計・施工ともに満たしていれば安心です。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/H19kenchikuhou_kaisei.html

マンションの話になりますが、下記が参考になります。
国土交通省「マンションの建て替えか修繕かを判断するマニュアル」
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/mansei/2207handan/1_1.pdf


匿名質問者さんのコメント
大変参考になります。ありがとうございました。
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