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屋根の棟の瓦の下(棟瓦の下)に、泥を入れている様ですが、なぜ、泥を入れるのでしょうか?
万一、雨が染みれば泥は崩れます。泥は雨に弱いです。もっと水に強いもの、他にないのでしょうか。


●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:生活
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● 匿名回答1号

昔の家の壁は土でしたし瓦屋根の下も土でした
竹を編んだ上に土を固めていたのです

土は水に弱いので漆喰というもので保護します
瓦の隙間に見える白い部分が漆喰です

土と漆喰の組み合わせは適度に空気を通し調湿してくれます
柱や梁が腐るのを防ぐ役割も持っているのです

水に強い接着剤などを使ってしまえば楽ですが湿気を排出できなくなります
湿気を排出できなくなると木が腐って家の寿命を極端に縮める原因になります
最近の建築物で換気扇を回しっぱなしにするのは湿気対策でもあるわけです

漆喰の主成分である消石灰は雑菌やウィルスの繁殖も抑えます
病気やアレルギー対策にもなっています

ざんねんながら土と漆喰の組み合わせに代わるものはいまのところまだないです


匿名質問者さんのコメント
有難うございます。泥の意味、というか役割がわかりました。 泥を雨から保護する漆喰についても有難うございました。 漆喰には、雑菌・ウイルスを抑える機能があるとのことですが、 泥をタップリいれている場合は、泥の中も、漆喰を入れたり混ぜたりするのでしょうか? どうなんでしょうか。 泥が漆喰に触れているところで 雑菌が増える可能性を抑えているのなら、 特に棟木と接する部分で、泥が雑菌に犯されると困ると思いました。 (ただ、泥に混ぜたりなどするのは、少し、手間がかかって、高くなるのかもしれないですが) 雨から守るということですと、面戸瓦というものがあるそうです。これを使った方がいいのではと思いました。泥の上に漆喰を塗り(雑菌、ウイルスの繁殖を抑えるため)、その上に、面戸瓦を使って雨から保護してはどうか、と思いました。 >面戸とは、熨斗瓦(棟部分)と平瓦との間の三日月部分を言います。 > 従来の棟施工では、棟専用の土をのせ、棟瓦(熨斗瓦、冠瓦)を施工したあと、 >中の土が出てこないよう、土の乾燥をなるべくゆっくりにするように、 >漆喰でとめる方法でした。 >土と漆喰とはとても相性の良い組み合わせでしたが、 >如何せん棟部分が屋根本体に載せてあるだけなので地震に弱い構造です。 http://www.yanefukikaemitsumori.com/3_shuuri_kakaku/7_kawara2_mune.html

匿名回答1号さんのコメント
雑菌が繁殖するほどに湿気るとやわらかすぎて崩れます インフルエンザが生き続けるほどに乾いてしまってもひび割れて崩れやすくなります 土と漆喰の組み合わせでちょうどよい湿度を自然に保ってくれるので土で菌が増えるなんて心配は無用です 面戸でも漆喰でも好きに選べば良いですが建築は地域の気候にあわせる必要があります 周囲の家をよく観察して候補を決めてください 候補が決まったら工務店と予算を話し合って最終決断してください

匿名質問者さんのコメント
有難うございました。 漆喰により、雑菌の繁殖を抑える、適切な湿度を保持しようという仕組みなのですね。 私は、漆喰により、PHがある水準に保たれるとか、殺菌性のある物質が出ているとか、 想像しておりました。見当違いでした。 面戸ですが、漆喰の、その外側に、さらに面戸瓦を設置した方が、横殴りの雨については、 強そうなので、付けた方が、いいか、と思いました。
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