丸囲み数字等はUnicodeに入ってもう20年経つので(Unicode1.1から)、さすがにそろそろ「環境依存文字」のラベルは取っても良いかなと思います。表示できなかったり化ける環境は探せば出てくるでしょうがむしろそちらが珍しい環境になりつつあるのでは。
ただ、対象となるユーザの環境にそういうのが含まれるのであればそれはリアルな問題です。そういう環境を探し出してクライアントに見せられれば一番良いですね。(そういう特殊な環境はサポートしない、とクライアントが決断するのであればそれそれで良いですし)。
私自身の仕事では、かつての「環境依存文字」についてはほとんど気にしていません。むしろ変換テーブルの差異でラウンドトリップが保証されない文字 (U+301cとU+ff5eとか) について正規化する方に気を遣っています。
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匿名回答4号 ベストアンサー |
機種依存文字っていうもの自体がかなり標準になってしまったので、気にする状況に出くわすことが少なくなっていますよね。
これはかつてNECがPC-9801シリーズで採用した文字セットに、独自の文字を入れ込んだことが発端ですが、その独自の文字は大部分がWindowsの標準フォント(MS明朝とゴシック)に取り込まれました。私の記憶では、Windows3.1の時にはすでにそうなっていたはずです。よって丸囲み文字のような文字が問題を引き起こすことはもうありません。その意味では、厳密な意味での機種依存文字はすでに死語です。
これは余談ですが、究極の(伝統的な)機種依存文字は、「2バイト半角カタカナ」では?NECが何のためにこんな変態的なものを定義したのか、全く理解に苦しむ代物で、今となっては存在を知っている人は結構少数派でしょう。もしクライアントがこんな変態文字を使いたがっているなら、さすがにそれは全力で止めますけど、そんな無茶は言ってないわけでしょう?
敢えてコメントするならば、本当に今どきの機器で問題を引き起こす文字が何かをちゃんと確認して、それから外れるものがこれですよと言うことではないですかね。丸囲み数字はすでに問題ではありません。問題ないものを使うなと指摘しても、こいつ何言ってるんだって思われるのが関の山では。