夫は料理の才能がある。
夫は妻の期待に応えようと 司法試験をがんばっていた。
だけど、その期待に応えられないとなって妻は別れた。
ということでは ないでしょうか?
具体的に 何が わからないのでしょうか?
すみません。わからないのは本の作者、題名です。10年ぐらい前に読んだと思います。
文庫本の短編集の一編です。その頃は日本推理作家協会などの推理短編集を読んでいました。
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meefla ●90ポイント ベストアンサー |
篠田節子の短篇集「愛逢い月」(集英社文庫、1997年発行)収録の「内助」ではないでしょうか。
あらすじの載っているブログから引用します。
高校時代から憧れだった花岡俊一。文武両道で一流大学の法学部にストレートで合格し、司法試験を目指していた。
短編集「愛逢い月」 篠田節子|You Can Fly
佳菜子は後を追って東京の英語専門学校に入り、その学校を卒業する時に多くのライバルを蹴落として彼との結婚を約束させた。
佳菜子は都内の商社に勤め、俊一は司法試験を目指したが、卒業する時期になっても合格出来なかった。二人の生活が親に知られ、俊一は「責任を取る」と籍を入れた。それからは佳菜子の収入と俊一の親からのわずかな援助での結婚生活。
たかが2、3年の事と思っていたのが、30を目前にしてもそれが叶わない。
学生の頃の精悍さは微塵もなく、精気のない俊一に幻滅する佳菜子。
ある時から俊一は帰りの遅い佳菜子に代わって夕食を作る様になる。そんなヒマがあったら試験の勉強をすればいいと思いながらも、何事も本格的に学んで取組んで作った俊一の料理は美味しかった。
(後略)
お役に立てることを祈りつつ。