「無抵抗な人、相手を傷つける意思が無い人、弱い人に対して暴力を振るってはいけない」そして女性にはそういう立場に立つ人が多いからその対象になりやすいと言うなら納得できます
女性は無抵抗で、相手を傷つける意思が無いのに、暴力を振るうのはいけないと言う言い方
態々「女性は」「女性こそは」と言う言いかえをするのはどうしてでしょうか?
場合によっては「女性は特別だから」と言う意味合いを感じます
こういう主語は「この人は誰だから」「お客だから」「天皇だから」のように人をさす場合と、「弱いから」「無抵抗だから」のように立場をさす場合に分かれます
人をさす場合はその人だったらその人の立場はどうでも良いと言う事になります
リボン系アクションっていうのは、たいていはアウェアネスが目的なのでは。
世界中で何百万もの女性と女児が、ひどい人権侵害にさらされて暴力を受け、殴打され、レイプされ、手足を切断され、そして命を奪われています。戦場、家庭、町中、学校、職場、あるいは自分たちのコミュニティにおいて、生涯のいずれかの時点で身体的、または性的暴力を受けた経験のある女性は7割にも達しています。全ての妊産婦の4分の1が何らかの被害を受けています。
女性に対する暴力撤廃の国際デー(11月25日)事務総長メッセージ | 国連広報センター
大抵の場合、加害者は罰を免れています。女性と女児は、処罰されない文化のせいで声を上げることを恐れています。私たちは、すでに犯罪の被害を受け、今度は不名誉に耐えなければならない被害者を苦しめる恐怖心や羞恥心といった問題に取り組まなければなりません。恥辱を感じるべきは被害者ではなく、加害者なのです。
つまり、パープルリボンアクションは「暴力反対」を訴えたいわけではなく、世界では上記のようなDVや性暴力が行われしかも表沙汰になっていないことが多いという事実、そしてそれはよくないことであるという考え方、を周知することが目的なのでは。
であるならば、単純に「弱者に対する暴力はやめましょう」では目的を達成できないのでは。
まあ、質問者のような人がいるところをみると、このやり方でもあまり目的達成ができないのかもしれませんが、それでも伝わる人には伝わっていると思いたいですね。
<「女性に対する暴力の根絶を訴える」パープルリボン > というのは、
具体的にどこがやっている運動のことでしょうか。
有名な、国際プロジェクトIPRPでしたら、
http://www1.plala.or.jp/AWCenter/ribbon.html
にあるように、「家庭や学校、社会からあらゆる暴力をなくすために」
であり、女性に限定しているわけではありません。
もちろん、これに賛同している団体は、上記のように「アジア女性センター」
と女性の名前を関しているところもありますが。