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JISコードが生まれた年、メールから利用できるようになった年はいつでしょうか?

JISコードについて調べていてわからなかったので質問します。

・メール等で利用されているいわゆる文字コードとしての「JISコード」が生まれたのは何年のことでしょうか?流れを見る限り 英語圏のASCII → JISコードを制定 → 問題点があったのでシフトJISを作った ということだと思ったのですが、年で調べた限り、シフトJISの方が早く生まれているというものしか見つかっていません。

・電子メールでは元々アルファベットしか対応してなかったようですが、日本語(MIME経由でJISコード)が扱えるようになったのは何年のことでしょうか?


●質問者: quesit
●カテゴリ:ウェブ制作
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● practicalscheme
●100ポイント ベストアンサー

文字コードの話はいくつも層があり、時に異なる層に似た用語が流用されたりしていてややこしいのですが、まずは質問への回答を。

以下はもうちょっと細かい話です。

文字コードを決めるには、まず「文字の集まりを決めて、それぞれの文字に区別するための番号を振ったもの」=「符号化文字集合」を決める必要があります。日本語では伝統的に「JIS漢字コード」がそれに相当します。これはいくつかの規格の集まりで、何度も改訂されていますが最初に制定された年は次のとおりです。

「JIS漢字コード」の「コード」は単に文字を区別するための数字で、それが直接コンピュータ上で扱われるわけではありません。(このコードは「○区△点」などと表現されていたので「区点コード」とも呼ばれていました。) 同じ符号化文字集合について、それをコンピュータ上でどう表現するかというやり方はいくつもあり、そのやりかたを「文字符号化方式」と呼びます。

「シフトJIS」は基本的には、JIS漢字コードをパソコン上で符号化するために決められた文字符号化方式です (しかし現実には、各ベンダが拡張文字を入れたため、符号化文字集合も同時に決めることになってしまったのですが)。ASCIIおよびいわゆる半角カナの範囲と重ならないように、JIS漢字コードの区点に簡単な演算を施してコードを算出します。最初に定められたのは1982?3年頃のようです。

いわゆる「JISコード」であるISO-2022-JPも、JIS漢字コードを符号化するための文字符号化方式です。こちらは、当時7bit文字しか扱えなかった電子メールシステム上で様々な文字集合を切り替えて扱うための枠組みであるISO 2022という仕組みを使ってJIS漢字コードを符号化したものです。上記のとおり、時期的にはシフトJISより後になりますが、そもそも目的が違うのでどちらがどちらの改良であるとかそういう関係ではありません。


quesitさんのコメント
詳細で非常にわかりやすい回答をいただいてありがとうございます。勝手なイメージでいわゆるISO-2022-JPがシフトJISより先だと勘違いしておりました。 JUNETコードについて調べてみましたところ、この規格がほぼそのままISO-2022-JPになっていると読める記事を見つけましたが、これらの方式はほぼ同一だと思って間違いないでしょうか?そうなれば、いわゆる文字符号化方式としてのJISコードの登場は事実上1986年頃、とも言えそうですが、この理解は正しいと言えるでしょうか?(それともJUNETコードは現在のISO-2022-JPと大きく異なるのでしょうか?) ・MIME に関して そうでした、メールの本文ではASCIIを想定した文字コードだけが使えるという制約しかないので、別にMIMEは必要ないんでしたね。それも、JUNETコードの場合は(ISO-2022-JPと同一だとすると)その問題が発生しないので、通常通り日本語が扱えるということですね。 ところで、初期のMIMEが無かった頃というのは、本文は日本語でも、件名や差出人だけはローマ字等で書いているような時期があったということでしょうか?(結構初期のころからインターネットに触れていたつもりですが、日本語の件名が初めから使えたイメージがあるもので…) 最後に、細かいことですが、MIMEは93年に公開、96年にRFC化という記述を見つけましたが、実際にメーラーに実装されたのは96年以降という理解で間違いないでしょうか?

practicalschemeさんのコメント
私もネットに触れるようになったのが*.junetドメインが*.jpに変わる直前くらいで、当時は仕組みまで調べているほどわかっていなかったので、junetコードについては伝聞です。どのくらいiso-2022-jpと異なっていたかについては知識がありません。先輩方に聞いて回れば誰かご存知だとは思うのですが。 MIMEが無くても、RFC822上はquoted stringにすればsubjectやfromヘッダにiso-2022-jp(や、それ以外の7bitエンコーディング)を埋め込むことは可能ですが、「その文字列のエンコーディングがiso-2022-jpである」ことを指定する手段が無いため、送受信側双方が合意している必要があります。たまたま送受信者双方のMUAと経路のMTAが8bit cleanであれば、shift jisやeuc-jpが使われてるヘッダでさえもうまくゆくこともあります。あくまで双方の環境に依存するものなので、私はヘッダに日本語を避けるような習慣がついて、MIMEが出てきてからもしばらくはsubjectに日本語を入れるのはおっかなびっくりだった記憶があります。 MIMEが96年というのはRFCを見たのですが、確かにRFCになる前からもの自体はありましたね (そういえば「ついにRFCになったんだ」というような会話をした記憶がかすかにあります)。96年時点では既に実装されたMUAはあったと思います。最初の実装がいつかは私にはわかりません。

TransFreeBSDさんのコメント
newsでも参考になるだろうと、とりあえず96年てことで探してみて引っかかった幾つか。 この頃には、大きな場では未対応な環境を考慮して使用は控えられていたが、対応している環境も多いようで、小規模なところで差支えがなければ使用されているといった印象です。 https://groups.google.com/forum/#!msg/fj.news.reader/hxwQdQMxxWg/pcGcA9vwsjcJ news readerのpatchとしてはある模様。それならばmailもあるでしょう、多分。 https://groups.google.com/d/msg/fj.news.reader/YWsO3WKLM4Q/NyH0KX1OKO4J Subjectにiso-2022-jp(≒JISの日本語)を入れることについて話題になっていることと、patchのお話 過渡期であることがよく分かる。 https://groups.google.com/d/msg/fj.news.adm/mgON3A7ysGA/BpibVZGYLFcJ 日本語subject。 なんとなくローカルなgroupとのクロスポストのお話で、その関係で日本語subjectだったのかなとか想像した。 https://groups.google.com/d/msg/fj.mail.reader/fu0edEc5bRs/lLlXeClR-XMJ 97年。こっちはmailの話。といってもmimeか生jisか(もしくはbase64か)といった話。 対応しているのも珍しくないが未対応、といういより未考慮とか手法も含めまだまだ不安定な雰囲気。 MLでも合意がとれてれば問題ないでしょうというのが前提っぽい。 こんなかんじで過去をたどっていけば色々見えてくるだろうけど、このあたりからかなり情報減ってくるんですよね。

meeflaさんのコメント
最初の実装かどうかはわかりませんけど、1996年2月(もしくは3月)にリリースされた Netscape Navigator 2.0 にはメーラー・ニュースリーダーが付属してました。 Internet Archve にある Release Notes <a href="http://web.archive.org/web/19981203163050/http://home.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/windows-2.0.html">NETSCAPE NAVIGATOR 2.0 FOR WINDOWS</a> で、"iso-2022-jp" が記述されているのを見る事ができます。 ("International Support" の "MIME charsets supported" の項目) 2.0 ベータのリリースノートを遡ってみると、"iso-2022-jp" の記述は <a href="http://web.archive.org/web/19981201200559/http://home.netscape.com/eng/mozilla/2.0/relnotes/windows-2.0b2.html">2.0 ベータ2</a> から始まっているようです。 ベータ2は1995年11月頃のリリースと推測されますので、1995年末にはすでに使っている人がいたかもしれませんが。

practicalschemeさんのコメント
気になったので自分のアーカイブを掘ってみました。今のところ手元に残った最古のメールは1996/3/18で既にヘッダにMIME-Version:1.0が入っています (MUAはEudora)。しかしこの時期のメールを見てみるとsubjectは日本人同士でも大半がASCII onlyで、日本語の場合もiso-2022-jpがそのまま入ってますね。 (MUAがセーブ時にデコードしていた可能性もありますが)。(これ以前は大学のアカウントだったからQICテープにアーカイブが取ってあるはずだけど読める環境が…)

quesitさんのコメント
practicalschemeさん、TransFreeBSDさん、meeflaさん、コメントありがとうございます。 >practicalschemeさん こちらが調べたところによると、JUNETコードを作った方がRFC化したような流れで、JUNETコードという名前で元々RFC化しようとしたものの、最終的に(iso-2022方式を内部的に利用していたから?)iso-2022-jpに落ち着いたという経緯があるという記述を見かけました。あと、わざわざアーカイブ確認していただいてありがとうございます。参考になります。 >TransFreeBSDさん 当時のニュースグループの書き込みを見ていて件名が文字化けしてると思ったら、これESC抜きでエンコードしているんですね(笑)当時の様子から、大体その時の対応状況について伝わってきますね。インターネットが登場した以降の情報はインターネットのどこかに残っていて、インターネット自体が遺産みたいなものですね(笑)だからこそ逆にインターネットの黎明期の情報が少ないわけですが・・。 >meeflaさん なるほど、こちらは大手会社のソフトの対応ということで、新情報ありがとうございます。やはり93年から96年ぐらいにかけて、ユーザー側、ソフト開発会社ともに一気に対応が進んだという感じなんですね。コメントありがとうございます。
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