人力検索はてな
モバイル版を表示しています。PC版はこちら
i-mobile

塩酸に手を突っ込んだら指が溶けたり、胃酸が胃の粘膜を溶かしたり(傷つけたり)しますが、塩酸が金属の以外の物を溶かすしくみについて教えてください。

●質問者: koko24
●カテゴリ:学習・教育 医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● なぽりん
●100ポイント ベストアンサー

指、胃の粘膜ともどもおおざっぱにいってタンパク質です。
タンパク質は、強いアルカリでも、強い酸でも、どちらでも加水分解して、原料のアミノ酸にもどってしまいます。(他に酵素や触媒でも分解反応は起ります。)
酸加水分解とアルカリ加水分解で、アルカリ加水分解の方が強い理由は何でしょう?? - Yahoo!知恵袋
逆に考えると、胃液は消化液の一つですから、肉などの食べ物をたべても全く消化できないのでは困るので、酵素より先に酸で分解なりふやかしたりしようとして存在しているともいえるわけです。(タンパク質以外にも酸で加水分解される食品成分があります)

指の皮膚、特に爪などはケラチンというタンパク質で覆われています。奥のほうはコラーゲンというタンパク質でできています。
http://skin.cute.bz/skin2.html
胃壁はタンパク質ですが表面の粘膜では、多糖類(ムチンだっけ?)という、比較的加水分解反応の遅い物質が分泌されて覆われています。でもその分泌速度が遅くなると胃壁まで胃液がとどいてしまって胃潰瘍になります。


koko24さんのコメント
ありがとうございます。 へぇ?そうなんでね。整理しますと「塩酸で指が溶ける」=「指の皮膚のたんぱく質がアミノ酸に分解された」という理解でよろしいでしょうか。 ちなみに新たな疑問ですが「酸(アルカリ)で加水分解する」とは具体的にどんな化学変化なのですか。

なぽりんさんのコメント
タンパク質の長い鎖のなかにくりかえしでてくる?NH?CO?というペプチド結合が、H?O?H(水)を加えてくみかわえられることで ?NH2 と ?CO?O?H という形に切れてしまいます。 水が加わって、タンパク質などの高分子が分解されるのを、加水分解といいます。 強アルカリであれば?CO?O?H側が先に生成しますし、強酸であれば?NH2が先に生成しますが、水が加わった形で分解する、という結果は同じです。

なぽりんさんのコメント
あ、前半はそれでよいとおもいます。

koko24さんのコメント
単純な 疑問だったのですがこれでのどのつかえがとれました。 どうもありがとうございました。 この質問はこれで切りますが次の質問がありますので よろしくお願いします。
関連質問

●質問をもっと探す●



0.人力検索はてなトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
対応機種一覧
お問い合わせ
ヘルプ/お知らせ
ログイン
無料ユーザー登録
はてなトップ