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体内で分解されたアミノ酸の再利用について
分解されたほとんどのアミノ酸は構成たんぱくとして再利用されるが一部のアミノ酸は
構成たんぱくとして再利用されないのはある本によると「それは変形したアミノ酸があるから(水酸基がくっついたアミノ酸のこと)だ」という記載があるのですが意味がわかりません。優しく解説くださいませんか。

●質問者: koko24
●カテゴリ:学習・教育 医療・健康
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● bg5551
●0ポイント

アミノ酸からアミノ基が外れる。
アミノ基は肝臓でオルニチン回路によって尿素へ変換される。
尿素は血流を巡って腎臓へ送られて尿へ排出される。というのが再利用されないアミノ酸の流れです。

小腸から送り込まれたアミノ酸を肝臓は再度分解し、アミノ酸のパーツであるアミノ基(NH2)を分離します。肝臓はアミノ基とグルタミンやアスパ ラギンという遊離アミノ酸を血液に送り、血液に送り込まれたグルタミンやアスパラギンは全身を流れ、届けられます。更に必要とされる箇所で、アミノ基 (NH2)は組み立て直されて、別のアミノ酸や酵素に変化します。(酵素とは、人体の細胞の中で作られ触媒作用のあるタンパク質性の物質のことを言います)
一方、使命を終えたアミノ酸は肝臓でアミノ基が分離され、次にアンモニアになり、尿素回路に入り尿素として排出されます。アミノーラの多量のアミノ基(NH2)は、アンモニア化する便の臭いを軽減する働きがあります。
人体の約20%はアミノ酸で占められていますから、50キロの体重の人では約10キロがアミノ酸で、かなりのアミノ基が含まれています。


koko24さんのコメント
ありがとうございます。 ?「水酸基がくっついたアミノ酸は再利用されない」この部分については如何でしょうか? ?小腸から送り込まれたアミノ酸のいくつかは肝臓をスルーして体の各所に運ばれるのではなくて、肝臓でアミノ基に分解されて体の各所に運ばれてそこで再度アミノ酸に再合成されて利用されるのですか?必須アミノ酸はどうなるのですか?

2 ● きょくせん
●100ポイント ベストアンサー

http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/amino_met.htm

こういうことですかねぇ。水酸基? という辺りがよくわからないのですけれど、アミノ酸は各部の代謝原料にもなるので、アミノ基を加水分解?して酸素のみにしたところでケト酸にしてから各部の代謝経路に導入されていきます。
で、その経路に廻ったアミノ酸は各細胞内で加工されていくはずなんですけれども、そのアミノ酸は肝臓から供給されるもの、と考えていいでしょう。で、アミノ酸の再生産はおそらく肝臓で行われているとは思うのですけれども、うーん。
どちらにせよ必須アミノ酸の合成は出来ませんので、それは食べ物から摂ってこなきゃダメですね。

しかし、水酸基? ちょっと私も聞いた記憶がありません。加水分解してアミノ基がアンモニアになるとは思いますし、そのアンモニアは速やかに尿酸に転換されていくとは思うんですけど。で、その過程を変形っては言わないとも思うのです。


koko24さんのコメント
ありがとうございます。水酸基については、、、流します。 それから、小腸から吸収されたアミノ酸の利用のされ方ですが、肝臓でアミノ基に分解されてそれが体内各所の細胞に運ばれてそこでアミノ酸に細合成されるのですか? それともアミノ酸のまま肝臓をスルーして体内各所の細胞でたんぱく質合成に使われるのですか?

きょくせんさんのコメント
基本的にはアミノ酸やペプチド(アミノ酸がいくつかつながったもの)で運ばれて、細胞ではそのアミノ酸を材料にたんぱく質を合成したり、代謝経路に組み込むために加工したりするのだと考えて良いかと思います。 『アミノ基』に分解されるということはないですね。

koko24さんのコメント
ありがとうございます。 いったん終了してたんぱく質がらみでもう一問、解説お願いします。
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